11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。
演題: 朝型夜型傾向や生活習慣と睡眠の問題が成績に影響するメカニズムの検討
「朝型生活は成績によい影響がある」という説がありますが、それは一部誤りであることを研究によって示しました。
たしかに朝型であるほうが成績はやや良い傾向にあるのですが、それは単純に「夜型だと睡眠時間が短縮してしまうことなどを介して
昼間眠くなってしまい、成績が下がる」というメカニズムであり、それらの睡眠の問題を除外して朝型・夜型の純粋な効果だけを見ると、
夜型の生徒のほうが成績は良い傾向にあることが分かりました。(野村)
11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。
演題: 生活習慣が高校生の睡眠と日中機能へ与える影響の包括的な検討
睡眠障害の有症率は、寝床の中でのスマホなどのディスプレイを使用していると2.6倍に、毎日の夜のカフェイン摂取で2.1倍に、寝室に朝日が入らない2.2倍になってしまうことが明らかになりました。
さらには、昼間の眠気のリスクは、不規則な夕食時間で2倍、寝床の中でのスマホなどのディスプレイ使用で3.3倍、時々の夜のカフェイン摂取で1.8倍になってしまうことが判明し、特に、寝床でのディスプレイ使用は授業中の居眠りのリスクを5.3倍にしてしまうことが明らかになりました。
共分散構造分析という医療統計による手法では、生活習慣は睡眠の問題を介して日中機能に影響を与えていることが分かりました。(弊社所属医師:志村)
9月30日、弊社所属医師 Dr. Akiyoshi Shimuraによる睡眠の論文が出版されました。
この論文は、睡眠リズムに問題がある人は睡眠薬の効果が乏しく、多剤併用になってしまいやすいこと、そして、適性でない量・方法で睡眠薬を使用すると日中のパフォーマンスが低下してしまうこと、睡眠の問題の評価にはリズムについても着目することが必須であることを明らかにした論文です。
弊社所属医師 Dr. Akiyoshi SHIMURA が共著の論文が出版されました。
“Internet-based survey of factors associated with subjective feeling of insomnia, depression, and low health-related quality of life among
Japanese adults with sleep difficulty.”
International journal ofbehavioral medicine 22.2 (2015): 233-238.”
(リンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24890551)
が出版されました。この論文は睡眠のどのような問題が、心身の不調や抑うつと関連するのかについて、調査したものです。
第37回日本睡眠学会で研究発表が行われました。
10000件を超える一般データから、「睡眠薬多剤併用の特徴と背景要因の検討」を実施し、「
弊社所属の志村哲祥医師の寄稿した睡眠に関する教科書「
https://www.amazon.co.jp/dp/
睡眠障害は同じ「眠れない」