研究成果

Category Archive 研究成果

論文が出版されましたー2

9月30日、弊社所属医師 Dr. Akiyoshi Shimuraによる睡眠の論文が出版されました。

“Later sleep schedule anddepressive symptoms are associated with usage of multiple kinds of hypnotics.” Sleep medicine 25 (2016): 56-62.

この論文は、睡眠リズムに問題がある人は睡眠薬の効果が乏しく、多剤併用になってしまいやすいこと、そして、適性でない量・方法で睡眠薬を使用すると日中のパフォーマンスが低下してしまうこと、睡眠の問題の評価にはリズムについても着目することが必須であることを明らかにした論文です。

論文が出版されました-1

弊社所属医師 Dr. Akiyoshi SHIMURA が共著の論文が出版されました。

“Internet-based survey of factors associated with subjective feeling of insomnia, depression, and low health-related quality of life among
Japanese adults with sleep difficulty.”

International journal ofbehavioral medicine 22.2 (2015): 233-238.”

(リンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24890551)
が出版されました。この論文は睡眠のどのような問題が、心身の不調や抑うつと関連するのかについて、調査したものです。

睡眠リズムに問題があると睡眠薬を使っても…

第37回日本睡眠学会で研究発表が行われました。

10000件を超える一般データから、「睡眠薬多剤併用の特徴と背景要因の検討」を実施し、「睡眠リズムに問題がある人に対して睡眠薬を利用しても効果が乏しくなってしまう」「適性でない量・方法で睡眠薬を使用すると日中のパフォーマンスが低下してしまう」ということを明らかにしました。

プライマリ・ケア医のための睡眠障害-スクリーニングと治療・連携

弊社所属の志村哲祥医師の寄稿した睡眠に関する教科書「プライマリ・ケア医のための睡眠障害-スクリーニングと治療・連携」が出版されましたのでお伝えいたします。
https://www.amazon.co.jp/dp/4525383917/


睡眠障害は同じ「眠れない」という主訴でもさまざまな原因が潜んでおり、鑑別は容易ではないありません。本書はプライマリ・ケア医に必要な実践的知識だけを厳選し、スクリーニング用のフローチャートを根幹に、主訴別・疾患別に相互にリンクしながらわかりやすく解説した一冊です。この一冊で、専門医でなくとも正しく診断・治療・連携まで行えるようになります。