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睡眠の質の向上による、不登校改善のためのセミナー

8月17日、通信制高校のKTC中央高等学院にて、養護系教諭・保護者向けの睡眠講演会を行うと共に、eSLEEP・睡眠改善プログラムの一貫として、教職員を対象とした指導者向けセミナー「生徒の睡眠を実際に向上させ、不登校などを改善させるための方法」を実施いたしました。
 
◆指導者向けセミナーに寄せられた感想(抜粋)◆
・予想以上に、自分自身の睡眠の質・量が低下していることが分かった。特に子どもへの影響が大きいので、すぐにでもできることを実行したい。教えていただいた具体的な数値や目標を使った提案に取り組んでみたい。
・睡眠がどれだけ大切なものなのか、どんな効果があって、どんな影響があるのかわかりやすかった。キャンパス生徒で該当するケースが多かったので、すぐにでも実施していきたい。
・(実際にロールプレイングを行ってみて、)面談の進め方や技術をもっと知りたい。提示できる改善策を増やしたい。
・傾聴、リピーティング、ケータイ電話のおやすみモード、光と睡眠の関係など・・・たくさん話をしていきたいです。
・睡眠だけでなく、生活習慣についての細かいヒアリングをやっていこうと思います。
・専門知識に合わせて、面談のやり方も練習できたので、気づきが多かった。

不登校・中退と関連する睡眠についてのセミナー

「何度でもやり直せる社会をつくる」の理念のもと、不登校やひきこもりの方の学習支援、中退予防事業等を行うKIZUKIにて、8月4日に、マネジメント層向けの睡眠レクチャーを実施いたしました。
睡眠の問題は、不登校・中退と密接に関連しており、睡眠の改善が不登校や中退の解消や予防、そして未来への可能性づくりにつながります。

◆KIZUKIグループ
https://kizuki.or.jp/company/

日本睡眠学会 第42回定期学術集会における発表

日本睡眠学会主催、第42回定期学術集会において

「都内の通信制高校において睡眠の問題が欠席に与える影響」
「通信制高校において、個別化した睡眠衛生指導は登校率を向上させた」

上記について発表を行いました。

◆日本睡眠学会WEBサイト
http://jssr.jp/index.html

「ストレス解消には眠るのが一番!?」 職場環境のストレスよりも睡眠の問題がストレスチェックの結果に大きく影響

2017年4月21日

Sleep & Health Research Project / 株式会社こどもみらい

 

ストレスケア総合サービス「STRESCOPE® ストレスコープ」(運営会社:株式会社こどもみらい、本社:東京都世田谷区)では、法制化前より大学や医療機関と連携し、「本当に効果のあるストレスチェック」「今日からできるストレス対策」を目指したサービスを提供しています。また同社の「Sleep & Health Research Project®」では睡眠の改善を通じた疾患の予防や生産性の向上のためのプログラムを、企業や学校へ提供しています。

 

 

【サービスサイトURLはこちら】

「STRESCOPE(ストレスコープ)」  http://strescope.jp/
「Sleep & Health Research Project」 http://www.sleephr.jp/stresscheck/

 

「STRESCOPE®」は、ストレスチェックの受検のみならず、ストレス要因となる睡眠の問題点も調査し、その改善のための手がかりを受検者に対して提供することができる画期的なシステムとなっております。

今回、STRESCOPE®を用いた大学との連携調査により、ストレス対策において、職場環境を改善するのと同等かそれ以上の効果が、睡眠改善によって期待できることがわかりました。2017年5月12日に東京ビッグサイトで開催される日本産業衛生学会にて発表を致します。

 

【第90回日本産業衛生学会における発表日時】
日時: 2017 年 5 月 12 日 10:30-11:30
会場: 東京ビッグサイト・TFT ビル 第 8 会場
参加費: 10,000 円(事前登録 9,000 円)
発表者: 志村哲祥医師(STRESCOPE 統括実施医)
演題: ストレスチェックにおいてストレス反応に影響を及ぼす生活習慣・睡眠の包括的分析

 

ストレスチェックでは、主に、職務上のストレッサー・周囲からのサポートと、実際に生じている心身の不調(ストレス反応)という2つの軸で「高ストレス」が判定されます。一方、心身の不調は職務だけから生じるわけではないため、「本当に社員の心身の健康を作る」ためには、職務以外の要因の究明と対策が不可欠です。

今回、⽣活習慣や睡眠とストレスチェックの結果についての調査を、28事業所で実施し、大学と連携して解析しました。

その結果、職務上のストレスや周囲からのサポート状況によって睡眠は若干影響を受けるものの、それはごく一部であること(R2=0.14)、また、それらのストレスが睡眠を悪化させ、それが心身の不調を引き起こすという間接的な効果を加味してもなお、睡眠は、職務上のストレスや周囲からのサポートよりも大きな影響を、ストレスチェックで測定する心身のストレス反応に対して与えていることが明らかになりました。また、このモデルで心身のストレス反応のうち55%の説明がつくことも明らかとなりました(R2=0.55)。

これは、ストレス対策において、職務環境を改善するのと同等かそれ以上の効果が、睡眠改善によって期待できる可能性を示しています。

 

「STRESCOPE」および「Sleep & Health Research Project」は、積極的に睡眠の改善プログラムを提供してまいります。

 

生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に

2017年4月13日

Sleep & Health Research Project / 株式会社こどもみらい

 

ストレスケア総合サービス「STRESCOPE」(運営会社:株式会社こどもみらい、本社:東京都世田谷区)は、法制化前より大学や医療機関と連携し、「本当に効果のあるストレスチェック」「今日からできるストレス対策」を目指したサービスを提供しております。
また、同社の「Sleep & Health Research Project」では睡眠の改善を通じた疾患の予防や生産性の向上のためのプログラムを、企業や学校へ提供しています。

 

 

【サービスサイトURLはこちら】

「STRESCOPE(ストレスコープ)」  http://strescope.jp/
「Sleep & Health Research Project」 http://www.sleephr.jp/stresscheck/

 

この度、「STRESCOPE」を用いた大学との連携調査にて、生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響する結果が導き出されました。本調査結果について2017 年 5 月 12 日に東京ビッグサイトで開催される日本産業衛生学会にて発表致します。

 

【第90回日本産業衛生学会における発表日時】
日時: 2017 年 5 月 12 日 10:30-11:30
会場: 東京ビッグサイト・TFT ビル 第 8 会場
参加費: 10,000 円(事前登録 9,000 円)
発表者: 志村哲祥医師(STRESCOPE 統括実施医)
演題: ストレスチェックにおいてストレス反応に影響を及ぼす生活習慣・睡眠の包括的分析

 

2015年よりストレスチェック制度が義務化されましたが、多くの事業者様より、従業員のストレスチェック結果をどう取り組みに生かしたらよいか分からないといったご相談をいただいています。

今回、職場環境以外に個々人がストレス反応を改善するためのアプローチとして、生活習慣や睡眠とストレスチェックの結果についての調査を、28事業所で実施し、大学と連携して解析しました。
その結果、単変量ロジスティック回帰分析では、「高ストレス」リスクは食事の時間が不規則だと約 10 倍、野菜類の摂取不足で約 7 倍となることが分かりました。
多変量解析によって調整しても、これらは約 3~5 倍と、大きなリスクファクターでした。
また、パス解析(共分散構造分析)の結果、睡眠は仕事の要因と同等程度以上に、ストレス反応に強い影響を与えていることが分かりました。

これは生活習慣や睡眠の改善が、有用なストレス対策になり得ることを示す結果であり、「STRESCOPE」ではこれらの調査結果を踏まえた改善プログラムを提供してまいります。

 

 

 

「子どもの睡眠障害への予防と対応」講演

5月24日に行われた、平成29年度横須賀市学校保健会定期総会特別講演において「こころ・からだ・ねむり ~子どもの睡眠障害への予防と対応~」の講演を行いました。

こどもの頃の睡眠習慣が将来の健康にまで影響を与えてしまうこと、日本の子どもたちは世界でもトップクラスに睡眠の問題を有していることなどが話されました。

日本産業衛生学会における結果発表

5月12日の日本産業衛生学会にて、志村哲祥医師(M.D.,Ph.D.)と杉浦航研究員(M.Phil:Statics)による研究発表が行われました。

発表内容に関しては、以下の通りです。

・ストレスチェックにおける各種スコアの関連の統計学的分析
・生活習慣がストレスチェックの結果に与える影響
・睡眠がストレスチェックの結果に与える影響



◆参考プレスリリース◆
(1)生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=223

(2)「ストレス解消には眠るのが一番!?」 職場環境のストレスよりも睡眠の問題がストレスチェックの結果に大きく影響
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=230

東京五大学精神医学集談会における分析結果発表

こどもみらいのSTRESCOPE・eSLEEPデータを分析した結果を、2月7日の東京五大学精神医学集談会において、志村哲祥医師(こどもみらい R&D)が発表しました。

内容は、”Social Jet Lag”と呼ばれる、その人本来の生物時計と、社会的な活動時間とが不一致を起こすことによる様々な不調が、ストレスチェックの結果や睡眠の問題と関連するデータを示したものです。

◆STRESCOPE (ストレスコープ) WEBサイト
http://strescope.jp

教育現場と睡眠-3

12月16日、東京私立中学高等学校協会にて、養護教諭等の先生方を対象とした「教育現場と睡眠」の講演を実施いたしました。

睡眠の基礎知識から、こどものこころとからだに与える睡眠の影響、具体的な改善策がレクチャーされました。

◆寄せられた感想(抜粋)◆

参加者67名 「大変良かった」75% 「良かった」21% (満足度96%)

・睡眠に関して問題を持っている生徒は、本校でも多くとても参考になりました。どうもありがとうございました。具体的でわかりやすいお話で良かったです。

・現在減量中です。「眠らないと太る」というフレーズは、今の私自身に当てはまります。今回、伺った話を生徒の問題ではなく、自分自身の問題として捉え、日々の生活習慣の改善につなげようと思います。携帯電話の画面、早速ナイトモードにしました。自室の照明も変えようと思います。

・生徒の中に、ストイックになってしまう子がいます。勉強ができないとコンプレックスを抱えていて、寝る間を惜しんで学習しているそうです。睡眠時間の確保が、学力向上に結果的に繋がることを、今回提示していただいたデータをもとに説明できるかと存じます。

・睡眠のメカニズム、リズムが崩れる原因等について、具体的にお話をいただいて、とても分かりやすかったです。保護者対象にも、このような機会があれば、学校と家庭が一緒になって対応することが出来ると思いました。

・睡眠に問題があるために、学校生活に支障をきたしている生徒は多くいたが、体系だてて睡眠について学習する機会がなかったので、とても興味深くお話を伺いました。本日の話の中から、実践できることから、実施してゆきたいと思います。

・「布団の中で横になっているだけでもよい」が間違っていることは、保護者に特に伝えたいことだと思いました。しかし、私学で遠距離通学、小学生から塾に通い夜型でかつ朝早い生徒たちが昼間眠るのも無理ないかとも思いました。

日本学校保健学会での研究活動発表-3

11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。

演題: 都内の通信制高校における欠席行動のリスクファクターとしての睡眠と、睡眠を対象とした生活指導によるアブセンティズムの改善

海外では睡眠の問題が欠席などに関係することが明らかになっていますが、日本においてはちゃんとした研究がありませんでした。
そこで我々は国内でも調査を行い、睡眠に問題があると顕著に欠席が増えること、そして、生徒個人個人に睡眠に関する指導を行っていくことで、
睡眠が改善し、欠席も改善させられることが明らかになりました。