Monthly Archive 5月 2017

「ストレス解消には眠るのが一番!?」 職場環境のストレスよりも睡眠の問題がストレスチェックの結果に大きく影響

2017年4月21日

Sleep & Health Research Project / 株式会社こどもみらい

 

ストレスケア総合サービス「STRESCOPE® ストレスコープ」(運営会社:株式会社こどもみらい、本社:東京都世田谷区)では、法制化前より大学や医療機関と連携し、「本当に効果のあるストレスチェック」「今日からできるストレス対策」を目指したサービスを提供しています。また同社の「Sleep & Health Research Project®」では睡眠の改善を通じた疾患の予防や生産性の向上のためのプログラムを、企業や学校へ提供しています。

 

 

【サービスサイトURLはこちら】

「STRESCOPE(ストレスコープ)」  http://strescope.jp/
「Sleep & Health Research Project」 http://www.sleephr.jp/stresscheck/

 

「STRESCOPE®」は、ストレスチェックの受検のみならず、ストレス要因となる睡眠の問題点も調査し、その改善のための手がかりを受検者に対して提供することができる画期的なシステムとなっております。

今回、STRESCOPE®を用いた大学との連携調査により、ストレス対策において、職場環境を改善するのと同等かそれ以上の効果が、睡眠改善によって期待できることがわかりました。2017年5月12日に東京ビッグサイトで開催される日本産業衛生学会にて発表を致します。

 

【第90回日本産業衛生学会における発表日時】
日時: 2017 年 5 月 12 日 10:30-11:30
会場: 東京ビッグサイト・TFT ビル 第 8 会場
参加費: 10,000 円(事前登録 9,000 円)
発表者: 志村哲祥医師(STRESCOPE 統括実施医)
演題: ストレスチェックにおいてストレス反応に影響を及ぼす生活習慣・睡眠の包括的分析

 

ストレスチェックでは、主に、職務上のストレッサー・周囲からのサポートと、実際に生じている心身の不調(ストレス反応)という2つの軸で「高ストレス」が判定されます。一方、心身の不調は職務だけから生じるわけではないため、「本当に社員の心身の健康を作る」ためには、職務以外の要因の究明と対策が不可欠です。

今回、⽣活習慣や睡眠とストレスチェックの結果についての調査を、28事業所で実施し、大学と連携して解析しました。

その結果、職務上のストレスや周囲からのサポート状況によって睡眠は若干影響を受けるものの、それはごく一部であること(R2=0.14)、また、それらのストレスが睡眠を悪化させ、それが心身の不調を引き起こすという間接的な効果を加味してもなお、睡眠は、職務上のストレスや周囲からのサポートよりも大きな影響を、ストレスチェックで測定する心身のストレス反応に対して与えていることが明らかになりました。また、このモデルで心身のストレス反応のうち55%の説明がつくことも明らかとなりました(R2=0.55)。

これは、ストレス対策において、職務環境を改善するのと同等かそれ以上の効果が、睡眠改善によって期待できる可能性を示しています。

 

「STRESCOPE」および「Sleep & Health Research Project」は、積極的に睡眠の改善プログラムを提供してまいります。

 

生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に

2017年4月13日

Sleep & Health Research Project / 株式会社こどもみらい

 

ストレスケア総合サービス「STRESCOPE」(運営会社:株式会社こどもみらい、本社:東京都世田谷区)は、法制化前より大学や医療機関と連携し、「本当に効果のあるストレスチェック」「今日からできるストレス対策」を目指したサービスを提供しております。
また、同社の「Sleep & Health Research Project」では睡眠の改善を通じた疾患の予防や生産性の向上のためのプログラムを、企業や学校へ提供しています。

 

 

【サービスサイトURLはこちら】

「STRESCOPE(ストレスコープ)」  http://strescope.jp/
「Sleep & Health Research Project」 http://www.sleephr.jp/stresscheck/

 

この度、「STRESCOPE」を用いた大学との連携調査にて、生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響する結果が導き出されました。本調査結果について2017 年 5 月 12 日に東京ビッグサイトで開催される日本産業衛生学会にて発表致します。

 

【第90回日本産業衛生学会における発表日時】
日時: 2017 年 5 月 12 日 10:30-11:30
会場: 東京ビッグサイト・TFT ビル 第 8 会場
参加費: 10,000 円(事前登録 9,000 円)
発表者: 志村哲祥医師(STRESCOPE 統括実施医)
演題: ストレスチェックにおいてストレス反応に影響を及ぼす生活習慣・睡眠の包括的分析

 

2015年よりストレスチェック制度が義務化されましたが、多くの事業者様より、従業員のストレスチェック結果をどう取り組みに生かしたらよいか分からないといったご相談をいただいています。

今回、職場環境以外に個々人がストレス反応を改善するためのアプローチとして、生活習慣や睡眠とストレスチェックの結果についての調査を、28事業所で実施し、大学と連携して解析しました。
その結果、単変量ロジスティック回帰分析では、「高ストレス」リスクは食事の時間が不規則だと約 10 倍、野菜類の摂取不足で約 7 倍となることが分かりました。
多変量解析によって調整しても、これらは約 3~5 倍と、大きなリスクファクターでした。
また、パス解析(共分散構造分析)の結果、睡眠は仕事の要因と同等程度以上に、ストレス反応に強い影響を与えていることが分かりました。

これは生活習慣や睡眠の改善が、有用なストレス対策になり得ることを示す結果であり、「STRESCOPE」ではこれらの調査結果を踏まえた改善プログラムを提供してまいります。

 

 

 

「子どもの睡眠障害への予防と対応」講演

5月24日に行われた、平成29年度横須賀市学校保健会定期総会特別講演において「こころ・からだ・ねむり ~子どもの睡眠障害への予防と対応~」の講演を行いました。

こどもの頃の睡眠習慣が将来の健康にまで影響を与えてしまうこと、日本の子どもたちは世界でもトップクラスに睡眠の問題を有していることなどが話されました。

日本産業衛生学会における結果発表

5月12日の日本産業衛生学会にて、志村哲祥医師(M.D.,Ph.D.)と杉浦航研究員(M.Phil:Statics)による研究発表が行われました。

発表内容に関しては、以下の通りです。

・ストレスチェックにおける各種スコアの関連の統計学的分析
・生活習慣がストレスチェックの結果に与える影響
・睡眠がストレスチェックの結果に与える影響



◆参考プレスリリース◆
(1)生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=223

(2)「ストレス解消には眠るのが一番!?」 職場環境のストレスよりも睡眠の問題がストレスチェックの結果に大きく影響
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=230