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無料ウェビナー【ハラスメント “予防” 対策の考え方】を開催します

ー人事・労務・総務向け  最新の現場事例に基づく内容から―

株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)は、人事・労務・総務向けの無料ウェビナー「ハラスメント “予防” 対策の考え方」を開催します。

 

ハラスメントになる/ならないの線引きは、どのようにしたらよいのでしょうか?
「なんとなく」分かったつもりになりがちなハラスメントの境界線の考え方と、具体的な予防対策(1次予防・2次予防・3次予防)について、事例を交えてわかりやすく解説していきます。

セミナー概要

  • 日時:
    • 2022年5月19日(木)11:00-12:00
    • 2022年5月24日(火)14:00-15:00
  • 参加方法:ウェブセミナー配信ツール「Zoom」を利用して配信いたします。
  • 参加費:無料
  • 主催:株式会社こどもみらい

こんな方におすすめです

  • 自社のハラスメント対策の策定でお困りのご担当者様
  • 社内のハラスメント対応窓口ご担当者様
  • ハラスメント予防対策事例を学びたいご担当者様
  • これから社内でハラスメント対応を強化していきたいご担当者様

 

詳細・お申込み

こちらのページよりお申込みください。

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

 

本件に関するお問合せ先

株式会社こどもみらい info@strescope.jp

経済産業省リビングラボで、睡眠改善の生産性向上効果を実証

経済産業省内リビングラボにおいて、睡眠に関する測定・分析と睡眠保健指導を行い、睡眠の質と生産性の大幅な改善を実証・報告しました。

こどもみらいでは、令和2年1月~3月に経済産業省において実施された「睡眠」をテーマとする省内リビングラボに参加し、睡眠に関する各種ベース指標の測定・分析、そして睡眠保健指導「eSLEEP」の実施とフォローアップを行い、その結果、睡眠の質や生産性の大幅な改善が見られたことを報告しました。

 

測定・分析結果

睡眠に関する各種ベースの指標を、睡眠の質や睡眠衛生、そして生産性を合わせて調査できるストレスチェックサービス「STRESCOPE」と「eSLEEP」を活用し、以下の指標について測定を行いました。

・睡眠の質(PSQI: ピッツバーグ睡眠質問票)

・ストレス反応(職業性ストレス簡易調査票)

・生産性の低下(WLQおよびWHO-HPQ)

この結果、回答者96名中45名が医学的問診票上「睡眠の問題あり」と判定され、また、46名は本人の本来の生産性を4割以上損なっていることなどがわかりました。

 

保健指導・フォローアップ結果

対象者をランダムに介入群と対照群に割り付ける「ランダム化比較試験」を実施し、介入群に割り付けられた42名に対して、「eSLEEP」を利用し、1対1による対面の面談形式での睡眠保健指導およびフォローアップを提供しました。

この結果、特に事前に睡眠に関する問題があったグループについて、睡眠の質・生産性に以下のような大幅な改善が見られました。

睡眠障害スコア(PSQI) 22.1% 改善**
寝つくまでの時間(平日) 39.6% 短縮**
寝つくまでの時間(休日) 33.6% 短縮**
中途覚醒等の頻度 19.0% 減少**
プレゼンティズム(WLQ生産性ロス) 17.7% 改善*
生産性(HPQ) 25.6% 改善*

**,*=統計学的にそれぞれ5%水準、10%水準で有意

面談を受けた方のアンケートより

総合的に面談を受けて良かったと思いますか?

参加者の意見・感想(抜粋)

・睡眠が身体と心に与える影響を知り、睡眠時間を確保する生活を心がけるようになった

・平日と休日の睡眠時間の差(特に時間帯)を可能な限りゼロにすることが精神・肉体のリズム管理に重要であることを認識できた

・地道に面談を通じ、睡眠も含め、食事や運動など、生活全般についてのアドバイスを受け、行動変容を促すのは、ありだな、と思った

・繁忙部署・職員にこそこのようなラボを受けることが重要だと思う。

・組織として対策を同時に取らないと、この取組によって具体的な効果があるかどうか評価することも難しいと思います。

 

経済産業省内リビングラボについて

リビングラボは、社会課題を解決するビジネスを生み出す手法として近年注目されている、ユーザー・市民参加型の共創活動であり、多様なステークホルダー(生活者、民間企業、自治体職員等)が共に関わり合いながら革新的な商品・サービスの開発・向上を目指す点に特徴があります。

経済産業省では、リビングラボの考え方を全国的に周知・普及することや、企業・団体等の組織単位のリビングラボモデルを構築することを目的として、3000人超の職員(生活者)を抱える経済産業省も一つのリビングラボとなるのではという考えのもと、省内リビングラボの取り組みを行いました。

具体的には、経済産業省の組織・職員が業務に関連して日常的に抱えている課題の一つとして、「睡眠」をテーマに、職員が「①介入策(プログラム)」を実践しながら、心理的ストレスに関係性の高い指標を測定するための「②測定機器」を使用し、それぞれをベース測定指標(信ぴょう性の高いとされるもの)と比較することで効果の検証を行う、という形により実施をしました。

 

こどもみらいでは、睡眠・健康に関するプロジェクトのご相談を受け付けています

株式会社こどもみらいでは、睡眠や健康に関するプロジェクト参加など各種サービスを企業・学校向けに提供しています。

お問い合わせはこちらからご連絡下さい。

お問い合わせ

 

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。複数の大学医学部等との協働で行う睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となるストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。

 

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

 

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。

研究報告: 食事の不規則さは心身の不調や睡眠の問題を招き、プレゼンティズムが生まれる: STRESCOPE/eSLEEPのデータから明らかに

今般こどもみらいでは東京医科大学精神医学分野との協働で、食事の不規則さが心身の健康やパフォーマンスに与える影響を統計学的に明らかにしました。
Hayashida, T., Shimura, A., et al. Psychosomatic Stress Responses and Sleep Disturbance Mediate the Effects of Irregular Mealtimes on Presenteeism. Neuropsychiatric Disease and Treatment, 2021, 17: 315. https://doi.org/10.2147/NDT.S292249
食事が不規則だと疲労感の増加や抑うつの増大、また、睡眠の問題が生じやすくなること、そしてそれらが労働生産性の低下につながることが、世界で初めて示されました。

規則的な食事には概日リズム(体内時計)を整えたり、食後高血糖を予防したりするメリット示唆されています。

今回の研究では、規則的な食事はメンタルヘルスにも良い影響を与え、かつ、生産性にも意義があることが示されました。

職域の有用なセルフケアの方策が新たに見いだされた研究成果です。

研究報告: 睡眠の問題は少なくとも日本全体で7.5兆円の損失を招き、仕事のストレスにも強く影響。どのようにしたらカバーできるのか? こどもみらいSTRESCOPE/eSLEEPのデータから明らかに。

国際的な医学誌に睡眠と生産性、および睡眠改善施策に関するこどもみらいの論文が受理され発表されました。

「睡眠不足で日本のGDPは2.9%損なわれている可能性があり、最大で15兆円」とした、アメリカ・ランド研究所の有名な推計があります。
https://doi.org/10.7249/RR1791

しかし今に至るまで、日本において、実際のデータをもとにした調査・研究は存在しませんでした。

今回、株式会社こどもみらい・東京医科大学・慶應義塾大学からなる共同研究チームは、こどもみらいのストレスチェックサービス「STRESCOPE」ならびに睡眠改善サービス「eSLEEP」の実社会におけるデータを分析することで、睡眠と生産性の関係をより精緻に明らかにしました。さらに仕事のストレスに与える影響も分析し、加えて改善の方策についても学術的に明確にしました。一連の本研究が医学誌に受理され発表されたのでご報告します。

(1) 睡眠と生産性の関連

(2) 睡眠と職業性ストレスの関連

(3) 睡眠改善のための具体的な方策

(1) 睡眠と生産性の関連

図1: 睡眠時間と生産性ロス 7時間台睡眠と比較した時の生産性低下

図2: 睡眠の問題の中身と生産性

この研究の結果分かったことは、「とにかく睡眠時間をとることが大切」という単純なものではないということです。まず年齢によってその影響は大きく異なります。若い方(33歳以下)は睡眠不足に非常に弱く、睡眠時間が減るほど生産性も低下する一方で、必要睡眠時間が減少するとされる高年齢世代のたとえば51歳以上では、睡眠時間が7時間を下回っても、特に生産性は影響を受けませんでした。
さらに睡眠をそのコンポーネント(量、質、リズム、日中機能)に分けて詳細に分析した結果、全ての影響を調整すると(重回帰分析を実施すると)、睡眠の長さが大切というよりは、睡眠の質の影響も含めて、「実際に昼間眠くなってしまうかどうか」が生産性低下に重要な影響を与えていることが明らかになりました。
そして、「睡眠に問題がある」と判定される人とそうでない人とでは生産性に少なくとも2.99%の差が生まれ、これはGDPに換算すると7.5兆円に及ぶことが分かりました。

本研究は米国国立睡眠財団の学会誌「Sleep Health」に受理・掲載されました。
出典: Ishibashi, Y., & Shimura, A. (2020). Association between work productivity and sleep health: A cross-sectional study in Japan. Sleep Health. https://doi.org/10.1016/j.sleh.2020.02.016
慶應義塾大学衛生学公衆衛生学教室・株式会社こどもみらい 石橋由基
東京医科大学精神医学分野・株式会社こどもみらい 志村哲祥

睡眠と職業性ストレスの関連

次いで、仕事のストレスも加味した研究が実施されました。

図3: 仕事のストレスと睡眠と生産性低下

その結果、睡眠の問題は仕事のストレスによって生じる部分はあるも、一部にとどまること(R2=12.1%)。
一方、心身のストレス反応に与える影響は仕事のストレスを凌駕していること(パス係数0.438>0.340)。
そして睡眠の問題は直接的に、あるいは心身のストレス反応を介して間接的にも、生産性低下に影響していることなどが明らかになりました。

本研究は国際的な精神医学雑誌である「Neuropsychiatric Disease and Treatment」に受理・掲載されました。
出典: Furuichi, W., Shimura, A., Miyama, H., Seki, T., Ono, K., Masuya, J., & Inoue, T. (2020). Effects of Job Stressors, Stress Response, and Sleep Disturbance on Presenteeism in Office Workers. Neuropsychiatric Disease and Treatment, 16, 1827. https://doi.org/10.2147/NDT.S258508
東京医科大学精神医学分野 古市亘、井上猛ら
東京医科大学精神医学分野・株式会社こどもみらい 志村哲祥
他4名

睡眠改善のための具体的な方策

このように生産性や心身の健康に様々な影響を与える睡眠ですが、ではどのようにすれば睡眠を改善させることはできるのでしょうか。特に、医療に至る前の段階で、個々人にできることは何かあるのでしょうか。
日々の生活と睡眠の問題に関する関連を調べました。

図4: 生活習慣と睡眠の問題

その結果、様々な生活習慣が睡眠の問題と関連しており、たとえば上図に挙げられているようなリスクファクターが存在すれば、それを是正していくことで、睡眠の問題を如実に改善させていくことが可能である可能性が示唆されました。この知見は次世代の睡眠衛生指導の基盤となるものです。
なお、本成果を応用した睡眠改善プログラムのランダム化比較試験の効果については既にリリース済です。 (「睡眠改善プログラム「eSLEEP」による生産性向上効果を医学的に実証」 https://cfltd.co.jp/archives/20181225_1133 )

本研究は米国国立睡眠財団の学会誌「Sleep Health」に受理・掲載されました。
出典: Shimura, A., Sugiura, K., Inoue, M., Misaki, S., Tanimoto, Y., Oshima, A., … & Inoue, T. (2020). Which sleep hygiene factors are important? comprehensive assessment of lifestyle habits and job environment on sleep among office workers. Sleep Health. https://doi.org/10.1016/j.sleh.2020.02.001
東京医科大学精神医学分野・株式会社こどもみらい 志村哲祥
慶應義塾大学経済学研究科・ヒューストン大学・株式会社こどもみらい 杉浦航
東京桜十字 岬昇平、小嶋麻美ら
他5名

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。 

 

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。

 

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

 

本件に関するお問合せ先

株式会社こどもみらい info@strescope.jp

 

無料セミナー「最高のパフォーマンスを引き出す生活リズムデザイン術」を開催します

―人事・労務向け、最新の医学的根拠に基づく内容から―

株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)は、人事・労務・総務向けの無料ウェビナー「リモートワーク時代のメンタルヘルス対策」を開催します。

テレワークの導入により労働時間や働き方が多様化し、 生活様式が以前とは大きく変化しています。

このような環境下で従業員のメンタル不調や生産性低下を防ぎ、 最大のパフォーマンスを発揮してもらうコツは、 生活リズムを適切にデザインすることです。

本セミナーでは、 体内時計の仕組みに関する最新の研究結果をもとに、 生産性の高まる時間・下がる時間やその個人差、 生活リズムをデザインする具体的な方法についてお伝えします。

お申込みはこちら

セミナー概要

  • 日時:
    • 2020年10月5日(月) 16:00~17:00
    • 2020年10月7日(水) 14:00~15:00
  • 参加方法:ウェブセミナー配信ツール「Zoom」を利用して配信いたします。
    参加方法の詳細は、お申込みいただいた方へ個別にご連絡させて頂きます。
  • 参加費:無料
  • 対象:人事・労務・総務部門のメンタルヘルスご責任者/ご担当者様、産業保健スタッフ様
  • 主催:株式会社こどもみらい
    ※競合他社様の視聴はご遠慮いただいております。ご了承ください。

お申込みはこちら

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。 

 

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。

 

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

 

本件に関するお問合せ先

株式会社こどもみらい info@strescope.jp

 

睡眠の問題は仕事のストレス反応を増幅させ生産性を損なう: STRESCOPEデータの分析が発表されました

東京医科大学精神医学分野の研究チームは、STRESCOPE®*で得られたデータを分析し、睡眠の問題は職業性ストレスで生じる心身のストレス反応を増悪させること、さらには直接あるいはこのストレス反応を介して、職域の生産性を損なうことを明らかにしました。
睡眠のケアが従業員のメンタルヘルスのケアに直結するのみならず、組織の生産性を高めることができる有用なツールであることを示唆する結果が示されています。
本研究成果は精神医学に関する国際誌である「Neuropsychiatric Disease and Treatment」に掲載されました。

Furuichi, W., Shimura, A., Miyama, H., Seki, T., Ono, K., Masuya, J., & Inoue, T. (2020). Effects of Job Stressors, Stress Response, and Sleep Disturbance on Presenteeism in Office Workers. Neuropsychiatric Disease and Treatment16, 1827.

 

*STRESCOPE®はこどもみらいの提供するストレスチェックサービスです。職業性ストレッサーの測定に加え、従業員がセルフケア可能な、「ストレスに関連する生活習慣/睡眠習慣」も調査し、その結果を本人や組織にフィードバックすることで、メンタルヘルスの改善につなげることができるサービスです。この研究には、STRESCOPEを利用された方のうち、学術目的での匿名化データ利用に同意された方のデータが分析されました。

睡眠の問題は日本で7.5兆円の損失をもたらしている: 睡眠と生産性に関するこどもみらいの最新の研究が出版されました

こどもみらい・東京医科大学・慶應義塾大学からなる研究チームは、「睡眠の問題の存在が生産性を統計的には少なくとも約3%押し下げる」こと、そして2人に1人は睡眠に問題を抱えるとする日本の現状からすると、これは日本全体において最低でも7.5兆円の経済損失をもたらしていることを明らかにし、この研究成果がアメリカ国立睡眠財団の”Sleep Health”にて発表されました。

他にも「寝不足」による生産性低下は若年者ほど深刻であり、本来約8時間の睡眠時間が平均的には必要とされる20代前後の労働者では、平日の睡眠時間がそれを下回るごとに生産性の低下(プレゼンティーイズム)が生まれること、さらには全年齢的に「休日の寝溜め」はむしろ生産性を損なってしまうことなどが明らかになりました。

本成果は「どのような睡眠が社会の活力につながるのか」を示唆すると共に、日本において初めて詳細に睡眠と生産性との関連を検討した研究です。

この研究成果はSleep Healthの2020年6月号に掲載されています。

Ishibashi, Y., & Shimura, A. (2020). Association between work productivity and sleep health: A cross-sectional study in Japan. Sleep Health.

「寝床のスマホ」は睡眠障害リスクを2倍に: 睡眠習慣に関するこどもみらいの最新の研究が出版されました

こどもみらい研究チーム・東京医科大学睡眠健康研究ユニット等からなる、睡眠に関連する生活習慣と、それから引き起こされる睡眠の問題との関係を明らかにした論文が、アメリカ国立睡眠財団の”Sleep Health”にて発表されました。

睡眠衛生と呼ばれる、睡眠と関連する生活習慣は様々なものが提唱されていますが、実は、「その中でも何が本当に重要なものであり、何を本当に伝え、指導すべきなのか」を明らかにした研究はほとんど存在しませんでした。

本研究は様々な睡眠関連要因を包括的に調査し、多変量解析によって各要因の重要性の濃淡を明らかにした、睡眠指導を行う際のマスターピースとなる成果です。

Shimura, A., Sugiura, K., Inoue, M., Misaki, S., Tanimoto, Y., Oshima, A., … & Inoue, T. (2020). Which sleep hygiene factors are important? comprehensive assessment of lifestyle habits and job environment on sleep among office workers. Sleep Health.

 

無料セミナー「リモートワーク時代のメンタルヘルス対策」を開催します

―人事・労務向け、最新の医学的根拠に基づく内容から―

株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)は、人事・労務・総務向けの無料ウェビナー「リモートワーク時代のメンタルヘルス対策」を開催します。

リモートワークの急速な導入によって労働環境や労働時間、働き方が多様化し、メンタルヘルス不調の増加が懸念されています。

最新の研究では、睡眠や食事、生活リズムといった日常の習慣が、仕事以上に強くメンタルヘルスに影響していることが分かっており、リモートワークにおいてはその度合いが一層増加すると予想されます。

このような状況下で適切なメンタルヘルス対策を行うためには、社員1人ひとりが実施できるリモート時代特有のセルフケア(生活と時間のマネジメント)が大変重要です。

 

本セミナーでは、具体的にどのような習慣がメンタルヘルスに影響するのかをメカニズムとともに分かりやすく解説し、メンタルヘルスの強化に繋がる、根拠ある人事施策について考えていきます。

お申込みはこちら

セミナー概要

  • 日時:
    • 2020年5月27日(水) 16:00~17:00
    • 2020年6月 1日(月) 13:30~14:30
    • 2020年6月 3日(水) 10:30~11:30
  • 参加方法:ウェブセミナー配信ツール「Zoom」を利用して配信いたします。
    参加方法の詳細は、お申込みいただいた方へ個別にご連絡させて頂きます。
  • 参加費:無料
  • 対象:人事・労務・総務部門のメンタルヘルスご責任者/ご担当者様、産業保健スタッフ様
  • 主催:株式会社こどもみらい
    ※競合社様のご視聴はご遠慮いただいております。ご了承ください。

お申込みはこちら

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。 

 

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。

 

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

 

本件に関するお問合せ先

株式会社こどもみらい info@strescope.jp

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社での睡眠力向上セミナー アンケート結果をご紹介します

株式会社こどもみらいでは、睡眠や健康に関する講演を企業・学校向けに行っています。
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社にて、2019年12月に4回に分けて行われた「睡眠力向上セミナー」のアンケート結果をご紹介します。

講演概要

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社従業員有志を対象に、以下の4講演を行いました。

  • 第一回 睡眠から取り組む肩こり腰痛解消術
  • 第二回 最高の生産性を引き出す睡眠リズム
  • 第三回 眠らなければ太る?!
  • 第四回 時差ボケ対策

アンケート回答数 103件

アンケート結果

第一回 睡眠から取り組む肩こり腰痛解消術

具体的に、パフォーマンス発揮に活かしたいこと

  • 長時間座った姿勢はなるべく取らないよう業務の効率を落とさない中で工夫すること
  • 睡眠不足が疲労蓄積につながってると学び、しっかりと睡眠時間を確保しようと思いました
  • デスクワーク30分を意識すること、にストレッチで体調をチェックすること、睡眠時にクビや腰にタオルを利用することなど。
  • 適度に席を立つ時間を増やす、睡眠時間を増やす、鉄分をとる、など
  • 睡眠の前半部分だけでは筋肉等の疲れはとれないことが判ったので質の良い睡眠を十分とれるように努めます。

第二回 最高の生産性を引き出す睡眠リズム

具体的に、パフォーマンス発揮に活かしたいこと

  • 夕方以降、自宅でスマホを扱うときはブルーライトカットレンズの眼鏡をかけるようにしたいと思います。
  • 太りやすい時間帯などがわかったので間食する時間などを気を付ける。光との関係も理解できたので照明を変更する。
  • 子供が朝起きれない事に理解を深め、自然に起きれるように光を利用したいと思います。
  • 自分の睡眠リズムが判ったので、生活のパターン(予定)も自分のピークにあわせて組もうと思いました。
  • 平日の睡眠不足(就寝時間が遅い)を改善し、頭が冴える時間帯を早めるようにしたい

第三回 眠らなければ太る?!

具体的に、パフォーマンス発揮に活かしたいこと

  • 健康体を維持するために、10時間絶食を意識しようと思いました。
  • 夕方に配られるお菓子を食べない。
  • 深い睡眠に上手く入れるように、光や食事、体温をコントロールする。
  • 連続した時間の睡眠をとる。
  • 入浴後90分を過ぎた頃に寝る。睡眠中央時刻から考えて、夕方過ぎたら余り重いものを食べないようにする等。

第四回 時差ボケ対策

具体的に、パフォーマンス発揮に活かしたいこと

  • 出張は多くはないが、海外旅行などで使えると感じた。海外旅行に行く際は時差ぼけ対策を行っていたが意味がないということを認識できた
  • 睡眠だけではなく、食事を取る時間についても意識した上で時差調整を行おうと思った。
  • 短期で時差の多い外国へ行く場合の昼寝時間を必ず確保し、日本時間ベースでの食事しかとらないように気を付ける。深夜便の機内食はNG
  • 海外に行くようなことがあれば、時差ぼけ防止アプリを活用して、睡眠サイクルをうまく調整したいと思います。

講演のご相談を受け付けています

講演をご希望の方、詳細のお問い合わせはこちらからご連絡下さい

こどもみらいでは今後も科学的根拠に基づいた睡眠および健康に関する情報の発信に努めて参ります。

株式会社こどもみらいについて

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。

eSLEEPについて

eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

STRESCOPE について

STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。