株式会社こどもみらいで医療部門を統括する志村へのインタビューに基づく「中高生の早起きは心身に害も、9時起きが良いとの指摘」と題する特集記事が、雑誌「女性セブン2019年8月1日号」およびWebメディア「NEWSポストセブン」に掲載されました。
昔から「早起きは三文の徳」といわれ、早寝早起きが推奨されてきた。文科省も「早寝早起き朝ごはん」国民運動を推進するなど、国ぐるみで夜更かしをやめ、朝は早く目覚めるべきと訴えてきた。
しかし、若者にはそれは無意味どころか弊害があることが科学的に明らかになってきている。東京医科大学の兼任講師で睡眠健康研究ユニットリーダーの志村哲祥さんが解説する。
この続きは雑誌もしくは以下のURLからお読みいただけます。
https://www.news-postseven.com/archives/20190722_1414368.html
こどもみらいでは今後も科学的根拠に基づいた睡眠および健康に関する情報の発信に努めて参ります。
株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
株式会社こどもみらいで医療部門を統括する志村へのインタビューに基づく「早起きは300円の損【睡眠研究医が警告】若者が『朝活』をやめるべき理由」と題する特集記事が、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」の特集「極上のスマート睡眠」内に掲載されました。
記事URL: https://newspicks.com/news/4072516/body/
朝活や始業時間など、身近なトピックについて医学的見地から解説し、個々人のリズムに合わせた働き方の重要性を啓発すると共に、株式会社こどもみらい「STRESCOPE」および「eSLEEP」のデータを用いて導き出され、第91回産業衛生学会 優秀演題賞を受賞した研究「夜型のクロノタイプを持つ者の早すぎる起床時刻はプレゼンティーイズムを招く」でも発表された「早起きは300円の損」という算出について解説しています。
公開から数日で1825Picksと、特集「極上のスマート睡眠」内でも一番の反響を呼んでいます。(2019年8月2日14時時点)
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こどもみらいでは今後も科学的根拠に基づいた睡眠および健康に関する情報の発信に努めて参ります。
株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)の保有するデータを元に睡眠覚醒スケジュールとうつ症状に関する調査を行った結果、夜型傾向は直接思春期のうつ症状を惹起するのではなく、睡眠の問題が媒介要因であることが明らかとなり、この内容が第115回日本精神神経学会学術総会で発表されました。
この調査は、2017~2018 年に全日制高校3 校(うち1 校は女子校)、通信制高校1 校の生徒に対してピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)、睡眠覚醒スケジュール、Presenteeism Scale for Students からなる質問紙調査を実施し、1099 名が回答したデータを元に行われました。
調査の結果、夜型傾向は直接思春期のうつ症状を惹起するのではなく、睡眠の問題が媒介要因であることが明らかとなりました。さらに、起床時刻の遅延自体は睡眠の問題を改善させることが明らかとなり、始業時刻遅延の持つ学校におけるうつの改善効果は、睡眠の問題の改善によって生じている可能性があることがわかりました。
なお、思春期は生理的に睡眠覚醒リズムが夜型化して「早寝早起き」が困難となること、夜型傾向はうつ症状と関連することが知られています。また、学校の始業時刻の遅延で生徒の睡眠の改善や抑うつの改善などの効果を示した研究が多数存在します。
株式会社こどもみらいでは今後も、「科学的根拠のある健康経営」を支援するための活動を進め、ストレスチェック「STRESCOPE」や睡眠改善プログラム「eSLEEP」などのサービス改善に努めて参ります。
第115回日本精神神経学会学術総会
発表日時:6月21日(金)
発表場所:朱鷺メッセ 4F 国際会議室前ホワイエ
発表者:志村 哲祥(東武中央病院 精神科)
演題名: 夜型傾向は直接ではなく睡眠の問題を介して学生のうつ症状を引き起こす
演題番号:2-P48-1
株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
心身の不調で従業員の生産性が損なわれる現象「プレゼンティズム」について、株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)のデータを元に東京医科大学精神医学分野の 古市亘医師らが研究した結果が、第115回日本精神神経学会学術総会で発表されました。
この研究は、職業性ストレスが心身の不調や睡眠の問題を惹起することによってプレゼンティズムにどのような影響を与えるのか、また、どのような媒介効果が生じているのかを検討したもので、2017年にストレスチェックや睡眠に関する問診など(*1)を実施した17事業所の従業員 計3314名のうち、学術的利用や発表に同意した2905名を分析の対象としています。
学術的分析(*2)の結果、ストレスチェックで測定される「仕事のストレス」と「周囲のサポート」の問題は、睡眠の問題や心身のストレス反応を引き起こし、それを介して生産性を低下させていることが示されました。さらには、睡眠の問題の方が、仕事のストレスや周囲にサポートよりも、生産性に与える影響が大きいことが示されました。このことから、労働者のストレスケアを行うと同時に睡眠の問題を評価し、解決することが、公衆衛生上、また、社会経済的にも重要であり有益であると考えられます。
株式会社こどもみらいでは今後も、「科学的根拠のある健康経営」を支援するための活動を進め、ストレスチェック「STRESCOPE」や睡眠改善プログラム「eSLEEP」などのサービス改善に努めて参ります。
*1 Work Limitation Questionnaire(WLQ)による労働生産性(プレゼンティズム)に関する問診票、ピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)をはじめとする睡眠に関する問診票、職業性ストレス簡易調査票
*2 生産性(WLQ)、睡眠の問題(PSQI)、職業性ストレス簡易調査票の各項目の相互の影響をパス解析(共分散構造分析)により評価した。収集段階でデータは完全に匿名化されており、研究にあたっては東京医科大学医学倫理委員会の承認を得た。
第115回日本精神神経学会学術総会
発表日時:6月20日(木)
発表場所:朱鷺メッセ 4F 国際会議室前ホワイエ
発表者:古市 亘(東京医科大学病院 メンタルヘルス科)
演題名:職業性ストレス、ストレス反応、睡眠の問題はプレゼンティズムにどのような影響を与えるのか
演題番号:1-P19-3
株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠 に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームで す。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠 改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となる ストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE( https://strescope.jp )は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
eSLEEP( https://esleep.jp/ )は、株式会社こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
心身の不調で従業員の生産性が損なわれる現象「プレゼンティズム」について、株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)のデータを元に東京医科大学精神医学分野の 古市亘医師らが研究した結果が、第92回日本産業衛生学会で発表されました。
この研究は、職業性ストレスが心身の不調や睡眠の問題を惹起することによってプレゼンティズムにどのような影響を与えるのか、また、どのような媒介効果が生じているのかを検討したもので、2017年にストレスチェックや睡眠に関する問診など(*1)を実施した17事業所の従業員 計3314名のうち、学術的利用や発表に同意した2905名を分析の対象としています。
学術的分析(*2)の結果、ストレスチェックで測定される「仕事のストレス」と「周囲のサポート」の問題は、睡眠の問題や心身のストレス反応を引き起こし、それを介して生産性を低下させていることが示されました。さらには、睡眠の問題の方が、仕事のストレスや周囲にサポートよりも、生産性に与える影響が大きいことが示されました。このことから、労働者のストレスケアを行うと同時に睡眠の問題を評価し、解決することが、公衆衛生上、また、社会経済的にも重要であり有益であると考えられます。
株式会社こどもみらいでは今後も、大学との協働など「科学的根拠のある健康経営」を支援するための活動を進め、ストレスチェック「STRESCOPE」や睡眠改善プログラム「eSLEEP」などのサービス改善に努めて参ります。
*1 Work Limitation Questionnaire(WLQ)による労働生産性(プレゼンティズム)に関する問診票、ピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)をはじめとする睡眠に関する問診票、職業性ストレス簡易調査票
*2 生産性(WLQ)、睡眠の問題(PSQI)、職業性ストレス簡易調査票の各項目の相互の影響をパス解析(共分散構造分析)により評価した。収集段階でデータは完全に匿名化されており、研究にあたっては東京医科大学医学倫理委員会の承認を得た。
第92回日本産業衛生学会
発表日時:5月25日(土)11:00 – 11:40
発表場所:名古屋国際会議場 ポスター会場(1 号館1 階 イベントホール)
発表者:古市 亘( 東 京医科大学 精神医学分野)
演題名:職業性ストレス、ストレス反応、睡眠の問題がプレゼンティズムに与える影響
演題番号:P3-50
株式会社こどもみらい(https://cfltd.co.jp/)は、科学的根拠に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。睡眠と健康に関する研究「Sleep&HealthResearch」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となるストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE(https://strescope.jp)は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
株式会社こどもみらい(本社:東京都世田谷区)学術部が参加した研究により、睡眠の量・質・リズムの問題で離職リスクが有意に高まることが判明しました。この研究結果が、第92回日本産業衛生学会で発表されます。
この研究は、2016年にストレスチェックや睡眠に関する問診など(*1)を実施したIT系企業の従業員のうち、学術的利用や発表に同意した574名をその後24ヶ月追跡したもので、この期間に12.9%にあたる74名が離職していました。
学術的分析(*2)の結果、仕事のストレス要因や周囲のサポートなどの職務要因とは独立して、睡眠および睡眠リズムの問題は離職リスクを有意に高める要因であることがわかりました。このことから、睡眠の評価とその改善は健康対策のみならず、企業経営上も重要である可能性が示されました。
なお、今回の研究結果は以下の技術にも反映されています。
退職を就職前に予防する ~離職リスクを生活習慣と睡眠で算出する技術、特許査定取得のお知らせ~(2018年10月11日発表)
株式会社こどもみらいでは、今後も「科学的根拠のある健康経営」を支援するための活動を進め、ストレスチェック「STRESCOPE」や睡眠改善プログラム「eSLEEP」などのサービス改善に努めて参ります。
*1 57項目版の職業性ストレス簡易調査票、ピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)、および睡眠スケジュールに関する設問によるストレスチェック
*2 単変量および多変量のCOX回帰分析を実施し、離職に与える睡眠関連パラメータの影響を分析した。離職の理由は問うておらず、all-causeretirementが測定されている。分析に供された回答や勤務データは全て匿名化されている。
第92回日本産業衛生学会
発表日時:5月25日(土)9:00 – 10:00
発表場所:名古屋国際会議場 第11 会場(2 号館2 階 会議室222 + 223
発表者:志村哲祥(東京医科大学 精神医学分野・株式会社こどもみらい学術部)
演題名:睡眠および睡眠リズムの問題は職務要因とは独立した有意な離職リスク因子である
演題番号:O38-02
株式会社こどもみらい(https://cfltd.co.jp/)は、科学的根拠に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。睡眠と健康に関する研究「Sleep&HealthResearch」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多⾯的なストレス対策の要となるストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
STRESCOPE(https://strescope.jp)は、株式会社こどもみらいが提供する、医学的根拠に基づいた具体的な提案によりストレス改善を目指すためのストレスチェックサービスです。厚労省所定の項目に独自の項目を加えてストレス要因を特定し、個人向けに生活習慣の観点も含めた具体的な改善提案を行うほか、集団分析により企業が取り組むべき事項を明らかにするなど、健康経営のための投資対効果にこだわり、精神科医・産業保健師を含むプロフェッショナルチームにより運営されています。
株式会社こどもみらい info@strescope.jp
昨年度好評を博した睡眠保健指導のワークショップを、今年も開催します!
昨今「睡眠負債」などの言葉とともにようやく認識されつつある「睡眠の問題」。
学校における生徒・学生の成績不振や中途退学に繋がる大きな要因でもあります。
10代後半から20代前半にかけては体内時計が最も夜型化することが知られており、
睡眠の問題が表面化しやすい年代であると言えます。
「朝どうしても起きられない」
「なんとか起きて通学はしているけれど、授業が頭に入らない」
「昼間の眠気に耐えきれず、授業中に居眠りをしてしまう」
このような症状が見られる場合、それは決して本人が「怠けている」わけではなく、
睡眠の問題が影響している可能性が高いです。
慢性的な睡眠の問題は、朝起きられず遅刻してしまうのみならず、
注意力・集中力の低下による成績不振や、
心身の不調による学習意欲の低下を引き起こし、
中途退学に繋がってしまうケースも少なくありません。
さらに重要なことは、これら睡眠の問題の多くは
日常の習慣を少し見直すだけで改善できる、ということです。
本ワークショップでは、私たちが実施した睡眠改善プログラムの成果を踏まえ、
生徒・学生の睡眠の問題をどのように把握し、どう改善を促すのか、
どのような場合には医療機関と連携すべきか、
等について実践形式で学んでいきます。
生徒・学生の健康と将来を応援するために、睡眠の正しい知識を身に着け、
真に効果のある指導方法を学ぶワークショップです。
ぜひご参加ください!!
日時: 2019年5月12日(日) 13:30~17:30
会場: 東京医科大学病院 第一研究教育棟(地図はこちら)
第一部 講演「ねむりと教育」 睡眠と生徒の健康の関係について、睡眠の基礎知識から最新の研究結果まで、レクチャーを行います。
第二部 ワークショップ「今日からできる睡眠保健指導」 最新の研究結果(※)をもとにした、生徒の睡眠を実際に改善させていくためのメソッドを実践形式で学んでいきます
※睡眠改善プログラム科研費研究「個別化睡眠指導による欠席の削減」
参加費 無料 (ただし資料代として、別途3,000円を頂戴致します)
お申込みは、以下のフォームからお願い致します。
交替勤務(シフトワーク)は心身への負荷が非常に大きい勤務であり、たとえば病院職員、流通業、運輸業、保安業務等では、多くの新入職員が、交替勤務に適合できないという理由で、配置転換や離職を余儀なくされるケースが多発します。
今般、(株)こどもみらいとその研究者は、2012年からのコホート調査により、睡眠パラメータおよび個人のいくつかの過去の経験から、「交替勤務に適合できない者」「交替勤務で不調をきたす者とその度合」を鋭敏に判定し、確率として算出するシステムを開発し、当該特許を取得したのでお知らせ致します。
【特許番号】特許第6472152号(P6472152) 【登録日】平成31年2月1日(2019.2.1) 【発行日】平成31年2月20日(2019.2.20) 【発明の名称】人事管理支援システム
睡眠改善プログラム「eSLEEP」による生産性向上効果を医学的に実証
〜株式会社こどもみらいと株式会社再春館製薬所による共同研究〜
こどもみらいeSLEEP projectでは、株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町 以下、再春館製薬所)と共同研究として睡眠改善プログラム「eSLEEP」の導入効果を測定するプロジェクトを行いました。その結果として、お客様満足度の向上、一人あたり付加価値の向上、事務処理速度の向上、など複数の効果が生じたことを医学的に明らかにしました。
<共同研究の背景と目的>
「eSLEEP」は、こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。
再春館製薬所は「人」と「人」とのつながりを大切にし、通信販売を通じてお客様お一人おひとりと直接のコミュニケーションをとっています。社員にとって働きやすい環境を整えることがお客様への接客向上にもつながるという考えのもと、コールセンターの働き方改革に率先して取り組んできました。そして近年は仕事・職場のみならず社員の生活日常からの健康にも注力しています。
本プロジェクトはその一環として、コールセンターで働く社員を対象に、「eSLEEP」導入による睡眠・生活習慣の改善が各種の生産性指標に与える影響を測定しました。
<共同研究の概要>
研究デザイン: ランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial)
マッチング項目: 介入前の労務指標(生産性や在籍日数など)と睡眠指標(PSQIなど)
期間: 事前調査 2017年7月~12月 本調査・分析 2018年2月~3月
個別指導 2018年3月 効果測定 2018年4月~11月
対象者: コールセンターで働く社員(在籍1年以上)のうち、本調査に協力して問診票に回答し、睡眠に課題のあった68名
(基準: ピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)で6点以上の者すべて)
介入群: 30名 (組織分析結果に基づく睡眠と生活習慣の個別指導を実施 計約60分/名)
対照群: 38名 (Sham Control)
<結果の例>
有意な差が生じたのは下記の項目です。
(いずれも1人あたりの指標・対照群比:一部抜粋)
お客様満足度の向上: 頂いた感謝のお言葉の数の指標 10.4%向上*
平均ミス・クレーム数 0.9件/月の改善(-43.8%)*
事務処理速度の向上: 17.5秒/件の改善(-12.2%)*
適切な提案による一人当たり売上の向上についても有意な効果を確認*
(対応のあるT検定; *:p<0.05)
睡眠の改善によって、時間あたりの生産性や利益が高まり、さらにはお客様満足度向上へもつながることが明らかとなりました。
<医学的背景と本共同研究の意義>
複数の既存研究が、睡眠と生産性、ミス・事故、対人能力、認知機能等との関連を明らかにしています。一方で、実際に睡眠を改善させてこれらを向上させたRCTの研究はほとんどなく、認知行動療法と呼ばれる手法を用いた研究は過去に報告がありますが、具体的な数値までは明らかではありませんでした。本共同調査は世界でもはじめての試みであり、eSLEEPはプロフェッショナルチームとして、今後この成果の学術発表等を行っていく予定です。
<こどもみらいについて>
株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多面的なストレス対策の要となるストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。
<再春館製薬所について>
再春館製薬所は、基礎化粧品ドモホルンリンクルを中心とした化粧品・医薬品・医薬部外品の製造販売をしている製薬会社です。製造工場、本社・コールセンターまでがすべて同敷地内にあり、熊本から全国、そして東アジアを中心に世界へ自社商品を届けています。安心安全なものづくりと、一人ひとりのお客様に寄り添うことで、加齢による悩みに応えいきいきと年齢を重ねることを応援しています。
<本プレスリリースに関する問い合わせ先>
株式会社こどもみらい eSLEEP project
東京大学瀧本ゼミが中心となって進んでいる「始業時刻適正化プロジェクト」は、思春期の生徒の体内時計を無視して設定され、生徒の心身の健康や学業成績に多大な悪影響を与えている、現在の「早すぎる起床時刻」の是正と、日本での研究実施を推進するプロジェクトです。こどもみらいeSLEEP projectは「始業時刻適正化プロジェクト」を支援しています。
今般、2019年1月6日に、本分野の世界的第一人者である、Amy Wolfson教授をお招きしたシンポジウムが、慶應義塾大学にて開催されます。
ご興味ご関心ある方、特に教育と教育行政に携わる方のご参加をお待ち致しております。