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睡眠改善プログラム「eSLEEP」による生産性向上効果を医学的に実証 〜株式会社こどもみらいと株式会社再春館製薬所による共同研究〜

睡眠改善プログラム「eSLEEP」による生産性向上効果を医学的に実証

〜株式会社こどもみらいと株式会社再春館製薬所による共同研究〜

こどもみらいeSLEEP projectでは、株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町 以下、再春館製薬所)と共同研究として睡眠改善プログラム「eSLEEP」の導入効果を測定するプロジェクトを行いました。その結果として、お客様満足度の向上、一人あたり付加価値の向上、事務処理速度の向上、など複数の効果が生じたことを医学的に明らかにしました。

<共同研究の背景と目的>

「eSLEEP」は、こどもみらいが2012年から睡眠研究医主導のもと、医師・心理士・保健師を中心として提供している睡眠改善プログラムです。組織単位で睡眠と生活習慣の問題を医学的に評価・分析し、睡眠コンサルティングと個別指導による改善を通して、メンタルヘルス疾患・身体疾患の予防および生産性の向上を図ります。2015年には教育現場における出席率の向上や退学予防効果も明らかにしました。

再春館製薬所は「人」と「人」とのつながりを大切にし、通信販売を通じてお客様お一人おひとりと直接のコミュニケーションをとっています。社員にとって働きやすい環境を整えることがお客様への接客向上にもつながるという考えのもと、コールセンターの働き方改革に率先して取り組んできました。そして近年は仕事・職場のみならず社員の生活日常からの健康にも注力しています。

本プロジェクトはその一環として、コールセンターで働く社員を対象に、「eSLEEP」導入による睡眠・生活習慣の改善が各種の生産性指標に与える影響を測定しました。

<共同研究の概要>

研究デザイン: ランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial)

マッチング項目: 介入前の労務指標(生産性や在籍日数など)と睡眠指標(PSQIなど)

期間:      事前調査 2017年7月~12月        本調査・分析 2018年2月~3月

個別指導 2018年3月                   効果測定 2018年4月~11月

対象者: コールセンターで働く社員(在籍1年以上)のうち、本調査に協力して問診票に回答し、睡眠に課題のあった68名

(基準: ピッツバーグ睡眠問診票(PSQI)で6点以上の者すべて)

介入群: 30名 (組織分析結果に基づく睡眠と生活習慣の個別指導を実施 計約60分/名)

対照群: 38名 (Sham Control)

<結果の例>

有意な差が生じたのは下記の項目です。

(いずれも1人あたりの指標・対照群比:一部抜粋)

お客様満足度の向上:       頂いた感謝のお言葉の数の指標 10.4%向上*

平均ミス・クレーム数 0.9件/月の改善(-43.8%)*

事務処理速度の向上:          17.5秒/件の改善(-12.2%)*

適切な提案による一人当たり売上の向上についても有意な効果を確認*

(対応のあるT検定; *:p<0.05)

睡眠の改善によって、時間あたりの生産性や利益が高まり、さらにはお客様満足度向上へもつながることが明らかとなりました。

<医学的背景と本共同研究の意義>

複数の既存研究が、睡眠と生産性、ミス・事故、対人能力、認知機能等との関連を明らかにしています。一方で、実際に睡眠を改善させてこれらを向上させたRCTの研究はほとんどなく、認知行動療法と呼ばれる手法を用いた研究は過去に報告がありますが、具体的な数値までは明らかではありませんでした。本共同調査は世界でもはじめての試みであり、eSLEEPはプロフェッショナルチームとして、今後この成果の学術発表等を行っていく予定です。

<こどもみらいについて>

株式会社こどもみらい( https://cfltd.co.jp/ )は、科学的根拠に基づいた健康経営を推進するプロフェッショナルチームです。睡眠と健康に関する研究「Sleep & Health Research」、睡眠改善プログラム「eSLEEP」、多面的なストレス対策の要となるストレスチェック「STRESCOPE」などを提供しています。

<再春館製薬所について>

再春館製薬所は、基礎化粧品ドモホルンリンクルを中心とした化粧品・医薬品・医薬部外品の製造販売をしている製薬会社です。製造工場、本社・コールセンターまでがすべて同敷地内にあり、熊本から全国、そして東アジアを中心に世界へ自社商品を届けています。安心安全なものづくりと、一人ひとりのお客様に寄り添うことで、加齢による悩みに応えいきいきと年齢を重ねることを応援しています。

<本プレスリリースに関する問い合わせ先>

株式会社こどもみらい eSLEEP project

メール    pr201812@esleep.jp


(PDFファイルはこちらから)

「始業時刻適正化プロジェクト」支援と2019/01/06講演会のおしらせ

東京大学瀧本ゼミが中心となって進んでいる「始業時刻適正化プロジェクト」は、思春期の生徒の体内時計を無視して設定され、生徒の心身の健康や学業成績に多大な悪影響を与えている、現在の「早すぎる起床時刻」の是正と、日本での研究実施を推進するプロジェクトです。こどもみらいeSLEEP projectは「始業時刻適正化プロジェクト」を支援しています。

今般、2019年1月6日に、本分野の世界的第一人者である、Amy Wolfson教授をお招きしたシンポジウムが、慶應義塾大学にて開催されます。

ご興味ご関心ある方、特に教育と教育行政に携わる方のご参加をお待ち致しております。

サンケイリビング新聞社「不眠タイプ診断」作成のおしらせ

リビングくらしナビ(サンケイリビング新聞社)のライフスタイルコンテンツとして、「不眠タイプ診断」を作成し、お届けしています。

睡眠にお悩みの方がいらっしゃれば、どうぞお試しください。

https://mrs.living.jp/sp/shindan/1811_fumin/

退職を就職前に予防する ~離職リスクを生活習慣と睡眠で算出する技術、特許査定取得のお知らせ~

株式会社こどもみらいは、「離職リスク・生産性低下リスクを生活習慣と睡眠で推測するシステムおよびその質問票」について特許査定を受けたことをお知らせします。
(発明の名称: 人事管理支援システム / 起案日: 平成30年10月1日 / 特許出願の番号: 特願2018-120658)

離職リスクを生活習慣と睡眠で推測する技術

生活習慣・睡眠習慣は、ストレス反応の増加や心身の不調、生産性低下をきたすのみならず、その後の不適応を誘発し、離職確率を引き上げてしまいます。
今回、特許査定を取得した「離職リスク・生産性低下リスクを生活習慣と睡眠で算出する技術」(以下、「本技術」といいます)は、コホート調査によって、生活習慣と睡眠から、具体的な離職リスク(他の人と比べた時に問題がある人は何倍辞めやすくなってしまい、かつ、具体的に何%くらいになるか)を導出することを可能としました。
かつ、その確率は、職務を開始する前、つまり仕事が決まる前から算出することが可能です。

※コホート調査:ある特性を持った集団について長期間について観察し、その特性と何らかの疾患・イベントとの関連性を明らかにする研究方法

適性検査および離職予防ツールとしての優位性

従来の適性検査は、「性格傾向の判定」や「スキルマッチ」に重きが置かれていましたが、これらは離職や生産性低下をあまり鋭敏に推定できないという現状と、そして何より「判定ができるだけであり、問題自体の予防はできない」という問題がありました。
当社の調査によって、職場不適応や欠勤・休職・離職、そして生産性低下・プレゼンティズムに与える影響は、職場のストレス状況や本人の性格傾向・スキルマッチより、食生活・運動などの「生活習慣」、睡眠の時間・質・リズムなどの「睡眠習慣」の方が大きいことが明らかになりました。(当社による研究論文の例: 「睡眠はストレスチェックの結果に大きな影響を与える」(「精神医学」60巻7号(2018年7月)) )

重要なのは、性格などとは異なり、生活習慣・睡眠習慣は個々人での対処と変容が可能であるということです。
本技術は、離職や不適応に至りやすい者を高精度で発見できるのみならず、そのような者を発見した時に、先回りして離職の予防ができるというアドバンテージを持っています。

本技術を用いて作成した質問票

当社では、本技術を用いて、「早期離職リスク」「生産性低下リスク」を導出するまったく新しい適性検査の質問紙(以下、「本適性検査」といいます)を開発いたしました。
この質問紙は最大50項目から成りますが、適宜短縮して利用することが可能で、10分ほどで回答が可能です。

本質問紙は現在クローズドでOEM提供を行っており、今般、外資系人材会社と離職予防効果のランダム化比較試験を実施しております。

お問い合わせ

当サイトの「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください。

 

ダウンロード: ニュースリリースPDF20181011

講演「睡眠リズム勉強会」

2018年9月9日、KTCあおぞら高等学院東京キャンパスにおきまして、株式会社こどもみらい eSLEEP統括医の志村による講演「睡眠リズム勉強会」を行いました。

概 要

講演では、中高生のお子さまがいらっしゃる方々に向けて、主に以下の内容をお話させていただきました。

  • 睡眠についての基礎知識
  • 良質な睡眠を得ることのメリット
  • 不登校と睡眠の関係
  • 睡眠のための3要素
  • 良質な睡眠をとる方法

「早寝早起き」が美徳とされがちな社会で、「朝起きられない」と聞くと「気合が足りないのでは」「怠けているのでは」と思われる方も多いかと思います。
しかし、中高生くらいの年代から20代にかけてというのは、体のリズムが「夜型」に移行する時期です。
不登校の理由として、「朝起きられないから」を挙げる子どもは少なくありませんが、それは怠けているからでもなんでもなく、実は「睡眠のリズム」という問題に起因している可能性もあるのです。
講演においては、この「睡眠のリズム」改善のために、居住環境や生活習慣をどう整えたら良いか、具体的なアドバイスさせていただきました。

睡眠改善プログラム

株式会社こどもみらいでは、2015年よりKTCあおぞら高等学院さまに「eSLEEP睡眠改善プログラム」を提供し、子どもたちの睡眠問題改善のサポートを行っております。

eSLEEP睡眠改善プログラムの詳細はこちら

このプログラムは教育機関さま、企業さまのご要望に沿った形での導入が可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問合わせはこちら

 

 

 

 

 

 

 

医学書院「精神医学」にSTRESCOPE x eSLEEP分析結果が掲載

医学書院「精神医学」は全国の精神科医および精神科医療に関わるスタッフに広く読まれている、国内最大手の精神科系医学雑誌の一つです。

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その精神医学の 60巻7号 (2018年7月) に、弊社ストレスチェックサービス”STRESCOPE“と、STRESCOPEにビルトインされた”eSLEEP Sleep Due Diligence”の分析で得られた科学的知見をまとめた「睡眠はストレスチェックの結果に大きな影響を与える(筆頭著者: STRESCOPE統括医 志村哲祥医学博士)」という学術論文が掲載されました。

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STRESCOPEは2012年から運用を行っている、ストレス反応やストレス耐性に強い影響を与える睡眠や生活習慣などの要素を取り入れることで、セルフケアと「本当に効果のある」ストレス対策・集団分析を提供するストレスチェックです。

今後もストレスチェックおよび睡眠改善のパイオニアとして有意義な知見の発信を行ってまいります。

日本産業衛生学会 優秀演題賞受賞

去る2018年5月16日のニュースリリースでお伝えしたSTRESCOPEとeSLEEPのデータの分析による「体内時計によって、個人がイキイキと働ける時間は異なる」ということを示した調査研究(リンク先:時事通信記事)が産業衛生学会で発表され、優秀演題賞を受賞しました。

2017年11月13日にもSTRESCOPE・eSLEEPのデータ分析「Social Jet Lag(社会的時差ボケ)とストレス反応」は時間生物学会の学会賞を頂いており、また、2018年4月にはeSLEEP academicの調査が英語論文として出版されています

STRESCOPEおよびeSLEEPの「睡眠・体内時計・生産性・職業性ストレス」に関する研究は日本と世界をリードしています。

さらに効果のあるストレスチェック・睡眠改善プログラムを開発するだけでなく、成果を社会全体へ還元できるよう、当社は引き続き努力してまいります。

体内時計によって、個人がイキイキと働ける時間は異なる…学会口演のお知らせ

人にはおよそ24時間周期の体内時計があります。寝起きだけでなく、心臓や内臓のリズム、血圧や体温、思考能力、身体能力も、24時間周期で活発になったり休んだりのサイクルが存在します。

今回、こどもみらいのSTRESCOPEの中から同意の得られた約3000名のデータを用いて、クロノタイプ(朝型夜型傾向)と勤務時間帯とパフォーマンスの関係を調査しました。

その結果、体内リズムと生産性に密接な関係があることが明らかになり、特に夜型の社員では、出勤時刻を早めれば早めるほど、生産性が低下します。

この調査研究により、それぞれの社員に応じて、「この従業員は本当は何時から働かせるのが良いのか」ということを科学的に導き出すことが可能になりました。

本結果は下記の学会で発表されます。

第91回日本産業衛生学会
発表日時 2018年5月17日(木) 10:40-11:40
発表場所 熊本市国際交流会館6Fホール(C会場)
演者 志村哲祥医師(東京医科大学精神医学分野 睡眠健康研究ユニットリーダー/STRESCOPE統括実施医)

図: 体内時計は睡眠の質と心身のコンディションを介して生産性に影響を与える

 

今後もこどもみらいでは「科学的根拠に基づく健康経営」を支援してまいります。

「睡眠と教育」 講演・ワークショップを実施しました

5月13日、eSLEEP統括医の志村哲祥医師による講演・ワークショップ「睡眠と教育」が行われました。科学的根拠に基づいた睡眠の基礎知識から、実際にどのようにして生徒の睡眠を改善させるかの実践方法までを学ぶ今回の取り組みへ、都内を中心30校以上から、50以上の教職員の方が参加する盛況の会となりました。

概要

生徒の欠席や不調、退学や成績不振の大きな原因として「睡眠の問題」があります。第一部では、最新の研究をもとにした睡眠の基礎知識、そして教育との関係についての講義行われました。第二部では、効果のある指導方法を学ぶため、心理士の指導のもと実践的なワークショップ実施されました

講演の様子

寄せられた感想(抜粋)

  •  睡眠に関して、科学的なデータや分かりやすい例を用いて教えていただけたので、自分だけでなく生徒に示しやすい情報を得ることができました。
  •  睡眠について、今まで疑問に思っていたことの答えをみつける、教えていただくことができました。
  •  具体的な例にそって実践勉強ができるのが良かった。
  •  睡眠不足の学生に様々なリスクがあることを知り、大変興味深かったです。
  •  始業遅延に関して欧米で進んでいることがわかりました。
  •  起立性調整障害と診断される生徒が多い中、実は睡眠障害の生徒であるのではということが学べて本当に良かったです。

終了後アンケートで「この講義及び実践講座を受けることを、他の教職員にも勧めたいですか?」という質問について、100%の方が「はい」と解答ました。

「はい」と回答した理由(抜粋)

  • 思春期の睡眠の実態と世界の状況を今まで理解できておらず、今日の講義で初めて学ぶことが多くありました。始業時刻を遅くすることで日本でも効果がでるのか興味深いと感じたためです。
  • 学校の現状として睡眠トラブルが原因となっている問題が確実にあるため。
  • 睡眠がこれほど生徒の心身の不調に深く関わっていることを実感してほしい。
  • 根拠もなく指導している。
  • 睡眠に関して間違った認識がおおいから。
  • 睡眠の重要性を多くの先生方に知って頂きたい。
  • 睡眠時間が今の生徒たちには圧倒的に足りてないことを理解するよい機会になると思ったので。

「睡眠と教育」 講演会・ワークショップのおしらせ

「睡眠と教育」 講演会・ワークショップのおしらせ

5/13 (日) 13:30~17:30 東京・西新宿

生徒の欠席や不調、退学や成績不振の大きな原因として、「睡眠の問題」があります。生徒の健康と将来を応援するために、睡眠の正しい知識を身に着け、さらに、真に効果のある指導方法を学ぶ講演・ワークショップです。

第一部 教育と睡眠「子どものこころ・からだ・ねむり」
人はなぜ眠らなければならないのか。よい睡眠かどうかはどう判断するのか。子どもたちの睡眠やリズムに潜む問題とは。最新の研究をもとに、睡眠の基礎知識と教育との関係を、分かりやすく解説します。

第二部 今日からできる睡眠生活指導
子どもに起こりやすい「睡眠障害」について学び、どのように指導をし、どのような場合には医療機関と連携すべきか、実践形式で学んでいきます。

講師 志村哲祥 先生
医師・医学博士・精神保健指定医・学校医・産業医
東京医科大学精神医学分野睡眠研究ユニットリーダー
菅野病院児童思春期睡眠外来

コーディネーター 石橋由基 先生
医師・慶應義塾大学
NPO法人日本政策創造基盤代表理事

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