「睡眠と教育」 講演会・ワークショップのおしらせ

「睡眠と教育」 講演会・ワークショップのおしらせ

「睡眠と教育」 講演会・ワークショップのおしらせ

5/13 (日) 13:30~17:30 東京・西新宿

生徒の欠席や不調、退学や成績不振の大きな原因として、「睡眠の問題」があります。生徒の健康と将来を応援するために、睡眠の正しい知識を身に着け、さらに、真に効果のある指導方法を学ぶ講演・ワークショップです。

第一部 教育と睡眠「子どものこころ・からだ・ねむり」
人はなぜ眠らなければならないのか。よい睡眠かどうかはどう判断するのか。子どもたちの睡眠やリズムに潜む問題とは。最新の研究をもとに、睡眠の基礎知識と教育との関係を、分かりやすく解説します。

第二部 今日からできる睡眠生活指導
子どもに起こりやすい「睡眠障害」について学び、どのように指導をし、どのような場合には医療機関と連携すべきか、実践形式で学んでいきます。

講師 志村哲祥 先生
医師・医学博士・精神保健指定医・学校医・産業医
東京医科大学精神医学分野睡眠研究ユニットリーダー
菅野病院児童思春期睡眠外来

コーディネーター 石橋由基 先生
医師・慶應義塾大学
NPO法人日本政策創造基盤代表理事

■お問い合わせ・参加申し込みは本文中のメールアドレスにお寄せ下さい。メールができない場合には、こちらからお寄せ下さい■

キズキ共育塾にて睡眠改善プログラム指導者研修を実施しました

3月29日、不登校・中退・引きこもりなど困難な状況を経験しながらも「受験を通じて人生をやり直したい」と考えている方々を対象にした学習指導や、基礎学力支援・メンタルケアの側面からの中退予防事業を実施しているキズキ共育塾にて、睡眠の基礎知識や最新の医学知識を学ぶ講演と共に、eSLEEP academicを活用した睡眠改善プログラムについてのレクチャーを実施しました。
本とりくみが、実際の生徒の方々の助けとなることを願っております。

<参加された教職員の方の声>

  • 睡眠に関する正確な知識を得ることができました。さらに、日ごろの生活において注意すべきポイントが明確になり、非常に実践的であると感じました。
  • 睡眠の専門家ではない我々が、生徒指導で誤った情報を伝えることのないようにすべきであると考えています。特に今回の研修はキズキの生徒に有効なアドバイスとなる内容でした。
  • このような有意義な講義及び講座を少数の者が独占するのはもったいない
  • 眠りや体内リズムのせいで生活に支障が出ている生徒さんに、説得力のある説明ができる(ただ昼夜逆転は良くないよ、というだけでは生徒さんに届かなそう)

<満足度>

この講義および実践講座を受けることを、他の教職員にも薦めたいですか?

はい: 100%

「睡眠のゴールデンタイム」なんてものはない?!

「夜22時~2時までは、お肌のゴールデンタイム」なぜなら、成長ホルモンが沢山出る、この時間帯に眠ると、お肌がつやつやになって若返る(*´ω`*)「成長ホルモン」は「美肌ホルモン」だから、この時間帯を死守しなければ!!

この都市伝説を、まだ信じている人はいますか?

睡眠のコールデンタイムは22時~2時で、このコールデンタイムに眠らないと成長ホルモンが出ないという言説がありますが、これは誤りです。

睡眠と成長ホルモンの分泌との関係を調べた研究報告が1991年にあります。この研究では、被験者を最初に22時頃から7時頃まで眠らせた時、22時から2時位の間で多量に成長ホルモンが分泌されています。これがおそらく「22時~2時はゴールデンタイム」の根拠となっているものと思われますが、この下図の続きを見てください。


翌日の22時~2時に徹夜をさせた結果、成長ホルモンは出なくなっていますが、徹夜明けで 昼間に眠った時、昼の11時~14時位にも多量に成長ホルモンが出ているのが分かります。

つまり、成長ホルモンは「睡眠の最初の熟睡時」に大量に分泌されます。時間帯は関係ありません。もっとも、 変な時間に寝起きするとうまく熟睡できないことがあるため、「22時~2時ゴールデンタイム説」が完全に嘘というわけでもないのですが この時間を過剰に気にする必要はありません。
「ある程度の時間ちゃんと熟睡できていれば、別に22時に眠っていなくても、成長ホルモンは出る」ということです。

「成長ホルモン」は、睡眠中に集中的に分泌され、 全身の組織が修復されます。 子どもでは身体の成長も促されます。22時~2時でなくとも、しっかり睡眠時間を確保して熟睡をすることがお肌にとっても大切です。

いっぽう、皮膚の老化については、主に紫外線の影響が大きいとされています。トラックドライバーの窓側の頬と反対側の頬の皮膚の老化速度、プロゴルファーのグローブをしている側の手背としていない側の手背の皮膚の老化速度を比較した研究があり、窓側の頬の皮膚、グローブをしていない側の手背の皮膚の方が、老化速度が速いという結果が出ています。熟睡対策と同時に紫外線対策もおこたりなく!

(参考文献)

出典: Am J Physlol Regul lntergr Comp Ptiysiol. 279: R874-883, 2000.

 

不登校・中退と関連する睡眠についてのセミナー

1月21日、通信制高校のKTC中央高等学院にて、養護系教諭・保護者向けに睡眠に関する基礎知識および、睡眠を実際に向上させ、不登校などを改善させるための方法を伝えるセミナーを実施いたしました。新宿キャンパス長より、睡眠改善プログラムを取り入れたことでの生徒数名の変化を発表いただきました。

◆講演会アンケート結果と寄せられた感想(抜粋)◆

・医学的観点から、今までの思い込みや常識と思っていたことを正すことができ、大変ためになりました。(中学校教師)
・とても勉強になりました。本校の生徒に対しても予防的な指導をしたいと思います。ありがとうございました。(高校教師)
・少しでも生徒や保護者に正しいことを伝えていきたいです。とても勉強になりました。はじめてこちらに来ましたが、先生方が温かく生徒に接しているのが伝わりました。●●くんをよろしくお願いします!(中学校教師)
・目からウロコだったり、とても納得したりでとても有益な時間でした。さらに心配なことがあったら保険面談を受けてみるのも、よりよい学校生活に必要かもと思いました。(高校1年生)

睡眠不足で風邪をひきやすくなる!

アメリカで2009年に行われたある実験があります。

21歳~55歳までの男性78名女性75名に、鼻の中に風邪のウイルス(ライノウイルス)を付着させ、その後2週間、風邪の発症率と睡眠の良好度合いを調べたというもの。

結果、睡眠効率の悪い群は2人に1人が発症。睡眠効率の良い群と比較して、5.2倍も、睡眠不足が感染症罹患率を上昇させることが明らかにされました。

睡眠負債、睡眠コントロールによる生産性アップ、と働き方改革の中で睡眠関連のことが騒がれていますが、そもそも睡眠の質と量をコントロールしなければ、病気の罹患率が上がるということは、他の疾患でも多々証明されています。

出典:Clhen S et al Arch Intern Med 169 2009

講演情報:こどものこころ・からだ・ねむり

12月7日、埼玉県北足立北部養護教員会にて養護教諭約100名を対象に、eSLEEP統括医の志村哲祥医師による睡眠の講演「こどものこころ・からだ・ねむり」 が行われました。

◆寄せられた感想(抜粋)◆
・大変興味深かったです。不登校傾向の生徒が多く、やはり睡眠(生活リズム)が影響している実態があります。
・日本の子どもの睡眠は危機的状況にあること、放置すると心身症や自殺につながる恐れがあること等、科学的にわかりやすく教えていただき、大変勉強になりました。
・カフェインの含有量について、大変勉強になりました。光のリズムについて、思い当たる生徒がいます。職員に情報提供します。
・日々、睡眠不足から体調不良を訴え来室する児童がいるので、今後の指導に生かしていきたいです。
・うつと睡眠についての関係が具体的にわかり、学校で睡眠の大切さに取り組んでいきたいと思いました。

講演情報:『正しい睡眠』を学んで成績アップ! 睡眠学入門

11月30日、SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の千葉県立柏高校にて、eSLEEP統括医の志村哲祥医師による講演「『正しい睡眠』を学んで成績アップ!睡眠学入門」が行われました。

◆参加した生徒の皆様から寄せられた感想(抜粋)◆
・ゴールデンタイムを信じてテスト勉強も早く切り上げていたので、今後は気にしなくていいからよかった。
・今までのことが間違っていたということを知れた。自分は基本7時間以上寝ようとしていたが、8時間以上寝る目標に変える。
・世界の高校生の平均睡眠時間に比べ日本は少なかったので、もっと時間を確保したいと思った。
・自分があまり眠れなかった理由や、どのようにすれば眠り安いかがよくわかった。
・睡眠のせいで成績が下がる可能性があると思わなかった。今日から改善したい。
・自分の睡眠があまりにもひどく実年齢と比較し、高齢の人と同じ体になっているので、もっと若返ろうと思った。

◆この講義を聞くことを他の人にも薦めますか?◆(約1000人が対象)

・とても薦める 67.1%   ・薦める 31.7%

 

(満足度98.9%)

日本時間生物学会学術大会優秀賞を受賞しました

11月10日、2017年のノーベル生理学・医学賞の対象となった「体内時計」の研究を扱う、日本時間生物学会学術大会(第24回)において、eSLEEPおよびSTRESCOPEのデータ((株)こどもみらい提供)を分析した、高江洲義和先生(医師・医学博士)の発表が学術大会優秀賞を受賞しました。

研究内容は”Social Jet Lag”と呼ばれる、その人本来の生物時計と社会的な活動時間との不一致が、心身のストレス反応や睡眠の問題と関連することを示したものです。

プレスリリース:「睡眠リズムと不登校」講演会のお知らせ

「睡眠リズムと不登校」の連続講演会を下記要領にて実施いたします。

■概要 「朝まで眠れない」「どんなに頑張っても午前中に起きられない」「全盲で昼夜が分からず睡眠が乱れる」「毎⽇少しずつ睡眠時間帯がずれ、社会に適応できない」という疾患である睡眠リズム障害。

思春期⼈⼝の3〜7%は睡眠リズム障害に罹患しています。発症してしまうと、重度の場合は全く登校ができなくなり、深刻な体調不良・覚醒困難による不適応や不登校をきたします。実際に、⾼校を中退した⽣徒の43.2%は「リズムと学校が合わなかった」(H25 東京都調べ)と回答するなど、⼦どもの健康と未来を守る上で、⼤きな問題となっています。

今回、KTC 中央⾼等学院と連携し、地域の養護教員や保護者向けに この問題を学ぶための連続講演会を開催いたします。

■講演内容と問い合わせ先 ※講演会の参加には事前のご連絡が必要です

タイトル 「睡眠リズムと不登校に関する勉強会」
講義内容 睡眠の基礎知識とメカニズム、誤った都市伝説、リズム、睡眠と学校⽣活、対処法 (講義90分・質疑応答30分)
講師 志村哲祥 (しむらあきよし) 医師・医学博⼠・精神保健指定医・認定産業医
参加費 無料 参加者 教育機関担当者・保護者とそのお⼦様

保健室・養護教諭向け雑誌「健」に特集が掲載されました

全国の保健室・養護教諭向け雑誌「健」7月号と8月号に特集として、
当社R&D嘱託医の志村哲祥医師の記事「その子の「困った」に睡眠の問題は隠れていませんか?」が掲載されました。

バックナンバー 『健』2017年7月号
バックナンバー 『健』2017年8月号

学校現場における睡眠の問題に焦点を当てて、睡眠のメカニズムから対処法までを示した特集です。

◆読者の感想(抜粋)◆
「データが豊富で科学的でとてもわかりやすく、勉強になりました。生徒に伝えたい内容もたくさんあり、面談の仕方も参考になります。」