2月6日、「学校と睡眠」の講演を、通信制高校のKTC中央高等学院秋葉原キャンパスにて実施いたしました。
保護者・教職員・地域の養護教諭を対象に行いました。
◆寄せられた感想(抜粋)◆
・なぜうちの子が朝起きられないのかがやっと分かった。目から鱗が落ちました
・睡眠の大切さと、その改善のための方法論が勉強になりました
10月22日、ADHD診断治療懇話会(後援:日本イーライリリー)にて、医師向けに発達障害についての講演が実施されました。
発達障害の機序と、発達障害に高率に合併する睡眠の問題についてレクチャーを行いました。
発達障害には特に睡眠リズムの問題が高率に合併し、これらは通学や就労などに大きな影響を与えるため、早期発見とケアが重要であることや、「起立性調節障害」と誤診しないよう注意が必要であることなどが話されました。
弊社所属医師 Dr. Akiyoshi SHIMURA が共著の論文が出版されました。
“Internet-based survey of factors associated with subjective feeling of insomnia, depression, and low health-related quality of life among
Japanese adults with sleep difficulty.”
International journal ofbehavioral medicine 22.2 (2015): 233-238.”
(リンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24890551)
が出版されました。この論文は睡眠のどのような問題が、心身の不調や抑うつと関連するのかについて、調査したものです。
3月5日、通信制高校のKTC中央高等学院様にて、教職員向けに睡眠に関するレクチャーを行いました。
睡眠の基礎知識をはじめ、睡眠に問題があると子どもの心身の健康が害されてしまったり、
卒業や進級に多大な影響を及ぼしてしまうことなどについて講義をさせていただきました。
◆講演の問い合わせ、ご依頼はこちらまで
http://cfltd.co.jp/dyn/?page_id=65
代表的な認知症の原因疾患、アルツハイマー。
アルツハイマーでは、脳の中に「タウ蛋白」「βアミロイド」といった神経毒性を持つ老廃物が蓄積してしまい、脳の神経細胞が死滅し、認知症が発症することが知られています。
この老廃物をいかに蓄積させないかで重要なのが、睡眠。
脳は寝ている間に神経と神経の間の隙間の空間を広げ(起きている時の1.5倍以上にスペースが広がります)、老廃物を排出しています。 (Lulu et al., 2013)
さらには、βアミロイドなどの老廃物が貯まると今度は眠りにくくなるという悪循環が生まれてしまうようです。(Bryce et al., 2015)
睡眠が悪化していると血圧や糖尿病にも悪影響をおよぼすことを知られています。つまり、将来ボケないためには、睡眠を大切にする必要があります。
みなさんの睡眠時間は足りていますか?
夜に、質も量も充分な睡眠がとれているかどうか確かめる一番簡単な方法は、「昼間何もしないでぼーっとしている時に、『居眠りをしてしまうかどうか』」。もし昼間ウトウトすることが多ければ、おそらくあなたは睡眠不足です! (それか、何か睡眠の質が悪化する問題を抱えています)
人によって必要な睡眠時間は大きく異なりますが、平均的には、下記の睡眠時間が(世界的な)年代ごとの平均睡眠時間です。 (論文: Roffwarg et al., “Ontogenetic development of the human sleep-dream cycle.” Science. 1966. Apr 29;152(3722):604-19.)
幼稚園に通うような年代であれば、1日の半分以上は睡眠が必要。小学生なら、10時間弱。中高生なら、9時間くらい。20代の社会人で、およそ8時間くらいになります。
この必要な時間を下回ると、昼間の眠気が出てきます。なお、睡眠不足の影響はおよそ14日引きずると言われています。7時間睡眠が必要な人が1日1時間ずつ睡眠不足を起こしていると、1週間後には1晩徹夜したのと同じ睡眠不足が溜まってしまいます。
眠気が残る以外には特に問題がないのでしょうか? 眠いと当然ですがパフォーマンスが低下します。集中力が低下して、ミスが増えて、同じ時間にこなせる仕事量は減っていきます。
では、眠気とパフォーマンスはイコールなのでしょうか? 実は、違います。
眠気には限度があり、実は1晩徹夜しても2晩徹夜しても、あるいは毎日少しずつ睡眠不足を重ねていても、眠気自体はそれほど変わりません。どのくらい昼間眠いか、どのくらい居眠りをしやすくなってしまうかに関しては、ある程度以上睡眠不足が溜まっていれば、あまり差は生まれないのです。
しかし、パフォーマンスは溜まっている睡眠不足に比例して悪化していきます。
2晩徹夜した人は、1晩徹夜した人よりもはるかに多くミスを起こし、単位時間あたりに処理できる情報量が下がります。毎日2時間ずつ睡眠不足を重ねている人は、1時間ずつ睡眠不足の人よりも、同様にはるかに多くミスを起こし、単位時間あたりに処理できる情報量が下がります。(論文: Van et al., “The cumulative cost of additional wakefulness” Sleep. 2003 Mar 15;26(2):117-26.)
このため、経営学の権威であるHarvard Business Reviewはこう書いています。
「徹夜すること。あるいは5時間睡眠を1週間続けることは、血中アルコール濃度0.1%(酒気帯び運転で捕まる3倍の濃度)のパフォーマンス低下と等しい。『アイツはなんて立派な従業員なんだ! 彼はいつも飲んだくれている!』なんて台詞を言うわけがないが、睡眠を犠牲にして働く人を称賛することはこれに等しい」 (Harvard Business Review. 2006. “Sleep Deficit: The Performance Killer”)
日々のパフォーマンスを高め、そして健康を作るために、睡眠に気を配ってみませんか!
9月25日・11月27日 の2日間、東京学芸大学附属高校にて、睡眠の基礎知識に関する講演を行いました。
睡眠の都市伝説や必要な睡眠時間に関する誤解についての他、心身の健康や脳の発達、成績とパフォーマンス維持のために睡眠が大切であるという内容が話されました。
これを受けて、東京学芸大学附属高校では、2015年に睡眠に関する研究調査を実施することになりました。
4月29日、うつ病の病態と初期対応、予防策、そして睡眠の重要性について医師向けにレクチャーを行いました。
主催:大日本住友製薬株式会社 / 後援:埼玉県朝霞地区医師会
◆参加された先生方の感想(抜粋)◆
・お話がクリアカットでわかりやすかった
・近年、自殺者やうつ病患者が急増しており、都道府県や医師会等では対策が急がれる反面、情報提供や講演会の話はほとんどなかった。
実はこういう話が聞きたかったんだよね!
第37回日本睡眠学会で研究発表が行われました。
10000件を超える一般データから、「睡眠薬多剤併用の特徴と背景要因の検討」を実施し、「