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生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に

2017年4月13日

Sleep & Health Research Project / 株式会社こどもみらい

 

ストレスケア総合サービス「STRESCOPE」(運営会社:株式会社こどもみらい、本社:東京都世田谷区)は、法制化前より大学や医療機関と連携し、「本当に効果のあるストレスチェック」「今日からできるストレス対策」を目指したサービスを提供しております。
また、同社の「Sleep & Health Research Project」では睡眠の改善を通じた疾患の予防や生産性の向上のためのプログラムを、企業や学校へ提供しています。

 

 

【サービスサイトURLはこちら】

「STRESCOPE(ストレスコープ)」  http://strescope.jp/
「Sleep & Health Research Project」 http://www.sleephr.jp/stresscheck/

 

この度、「STRESCOPE」を用いた大学との連携調査にて、生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響する結果が導き出されました。本調査結果について2017 年 5 月 12 日に東京ビッグサイトで開催される日本産業衛生学会にて発表致します。

 

【第90回日本産業衛生学会における発表日時】
日時: 2017 年 5 月 12 日 10:30-11:30
会場: 東京ビッグサイト・TFT ビル 第 8 会場
参加費: 10,000 円(事前登録 9,000 円)
発表者: 志村哲祥医師(STRESCOPE 統括実施医)
演題: ストレスチェックにおいてストレス反応に影響を及ぼす生活習慣・睡眠の包括的分析

 

2015年よりストレスチェック制度が義務化されましたが、多くの事業者様より、従業員のストレスチェック結果をどう取り組みに生かしたらよいか分からないといったご相談をいただいています。

今回、職場環境以外に個々人がストレス反応を改善するためのアプローチとして、生活習慣や睡眠とストレスチェックの結果についての調査を、28事業所で実施し、大学と連携して解析しました。
その結果、単変量ロジスティック回帰分析では、「高ストレス」リスクは食事の時間が不規則だと約 10 倍、野菜類の摂取不足で約 7 倍となることが分かりました。
多変量解析によって調整しても、これらは約 3~5 倍と、大きなリスクファクターでした。
また、パス解析(共分散構造分析)の結果、睡眠は仕事の要因と同等程度以上に、ストレス反応に強い影響を与えていることが分かりました。

これは生活習慣や睡眠の改善が、有用なストレス対策になり得ることを示す結果であり、「STRESCOPE」ではこれらの調査結果を踏まえた改善プログラムを提供してまいります。

 

 

 

日本産業衛生学会における結果発表

5月12日の日本産業衛生学会にて、志村哲祥医師(M.D.,Ph.D.)と杉浦航研究員(M.Phil:Statics)による研究発表が行われました。

発表内容に関しては、以下の通りです。

・ストレスチェックにおける各種スコアの関連の統計学的分析
・生活習慣がストレスチェックの結果に与える影響
・睡眠がストレスチェックの結果に与える影響



◆参考プレスリリース◆
(1)生活習慣と睡眠がストレスチェックに大きく影響、高ストレスリスクが10倍以上に
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=223

(2)「ストレス解消には眠るのが一番!?」 職場環境のストレスよりも睡眠の問題がストレスチェックの結果に大きく影響
https://cfltd.co.jp/dyn/?p=230

東京五大学精神医学集談会における分析結果発表

こどもみらいのSTRESCOPE・eSLEEPデータを分析した結果を、2月7日の東京五大学精神医学集談会において、志村哲祥医師(こどもみらい R&D)が発表しました。

内容は、”Social Jet Lag”と呼ばれる、その人本来の生物時計と、社会的な活動時間とが不一致を起こすことによる様々な不調が、ストレスチェックの結果や睡眠の問題と関連するデータを示したものです。

◆STRESCOPE (ストレスコープ) WEBサイト
http://strescope.jp

生活習慣と睡眠への当社ソリューションが不登校を改善

日本学校保健学会第63回学術大会で、当社学術部の協力するプロジェクトの結果が発表されました。(抄録)

睡眠と生活習慣にフォーカスを当てて生活指導を行うことで、生徒の学校の出席率や健康度が向上するという、大学と高校との共同研究に、当社の開発した「疾患検出プログラム」が利用され、また、実際の介入には当社嘱託医の志村哲祥先生(医学博士)が携わりました。

近年、多くの心身の問題に生活習慣や睡眠の問題が関与していると明らかになっている中、実際に助けを必要としている方々にソリューションを提供できた本プロジェクトは大きな社会的意義があるものと考えられます。

今後も当社では、専門的知識と技術を通じた社会貢献活動へのコミットを続けてまいります。

 

日本学校保健学会での研究活動発表-3

11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。

演題: 都内の通信制高校における欠席行動のリスクファクターとしての睡眠と、睡眠を対象とした生活指導によるアブセンティズムの改善

海外では睡眠の問題が欠席などに関係することが明らかになっていますが、日本においてはちゃんとした研究がありませんでした。
そこで我々は国内でも調査を行い、睡眠に問題があると顕著に欠席が増えること、そして、生徒個人個人に睡眠に関する指導を行っていくことで、
睡眠が改善し、欠席も改善させられることが明らかになりました。

日本学校保健学会での研究活動発表-2

11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。

演題: 朝型夜型傾向や生活習慣と睡眠の問題が成績に影響するメカニズムの検討

「朝型生活は成績によい影響がある」という説がありますが、それは一部誤りであることを研究によって示しました。

たしかに朝型であるほうが成績はやや良い傾向にあるのですが、それは単純に「夜型だと睡眠時間が短縮してしまうことなどを介して
昼間眠くなってしまい、成績が下がる」というメカニズムであり、それらの睡眠の問題を除外して朝型・夜型の純粋な効果だけを見ると、
夜型の生徒のほうが成績は良い傾向にあることが分かりました。(野村)

日本学校保健学会での研究活動発表-1

11月19日、日本学校保健学会にて研究活動の発表を実施いたしました。

演題: 生活習慣が高校生の睡眠と日中機能へ与える影響の包括的な検討

睡眠障害の有症率は、寝床の中でのスマホなどのディスプレイを使用していると2.6倍に、毎日の夜のカフェイン摂取で2.1倍に、寝室に朝日が入らない2.2倍になってしまうことが明らかになりました。

さらには、昼間の眠気のリスクは、不規則な夕食時間で2倍、寝床の中でのスマホなどのディスプレイ使用で3.3倍、時々の夜のカフェイン摂取で1.8倍になってしまうことが判明し、特に、寝床でのディスプレイ使用は授業中の居眠りのリスクを5.3倍にしてしまうことが明らかになりました。

共分散構造分析という医療統計による手法では、生活習慣は睡眠の問題を介して日中機能に影響を与えていることが分かりました。(弊社所属医師:志村)

論文が出版されましたー2

9月30日、弊社所属医師 Dr. Akiyoshi Shimuraによる睡眠の論文が出版されました。

“Later sleep schedule anddepressive symptoms are associated with usage of multiple kinds of hypnotics.” Sleep medicine 25 (2016): 56-62.

この論文は、睡眠リズムに問題がある人は睡眠薬の効果が乏しく、多剤併用になってしまいやすいこと、そして、適性でない量・方法で睡眠薬を使用すると日中のパフォーマンスが低下してしまうこと、睡眠の問題の評価にはリズムについても着目することが必須であることを明らかにした論文です。

論文が出版されました-1

弊社所属医師 Dr. Akiyoshi SHIMURA が共著の論文が出版されました。

“Internet-based survey of factors associated with subjective feeling of insomnia, depression, and low health-related quality of life among
Japanese adults with sleep difficulty.”

International journal ofbehavioral medicine 22.2 (2015): 233-238.”

(リンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24890551)
が出版されました。この論文は睡眠のどのような問題が、心身の不調や抑うつと関連するのかについて、調査したものです。

睡眠リズムに問題があると睡眠薬を使っても…

第37回日本睡眠学会で研究発表が行われました。

10000件を超える一般データから、「睡眠薬多剤併用の特徴と背景要因の検討」を実施し、「睡眠リズムに問題がある人に対して睡眠薬を利用しても効果が乏しくなってしまう」「適性でない量・方法で睡眠薬を使用すると日中のパフォーマンスが低下してしまう」ということを明らかにしました。